初めてのキャンプ(タイトル)


1997/08/15

8月6日
札幌=富良野=鹿追
265km

札幌を9時に出て,屈斜路湖まで行く予定が, 富良野と足寄のあいだの鹿追自然ランドで, 生まれて初めてのキャンプをすることになった(17時半着)。

滝川のダイエー
滝川から富良野方面へ曲がってすぐ大きなダイエーがあり,ここで休憩。 北海道はローソンが多いと思っていたら,やはりダイエーも大きかった。 そういえば,SEIKO MARTというコンビニもたくさんあった。

富良野のラベンダー
日の出公園,ポピーの丘,ファーム富田, いろいろとラベンダーの名所があるようだが,ハイランドふらのへ行った。 残念なことに,今年の北海道は暑くてラベンダーはもう終わってしまっていた。 早咲きと遅咲きを植えてあるのだが,一遍に咲いてしまったとのことだ。 朝から曇り空だったが,とうとう雨が振り出した。一時はかなり強い雨になったが, 30分程で止んだ。ずぶ濡れのライダーが建物に駆け込んで来た。

ふらのメロン
メロンといえば夕張かと思っていたら, 今は富良野あたりの方がメロン作りに力が入っているらしい。 いかにも観光客相手の店は値段が高そうなので,街の八百屋さんに立ち寄った。 青肉と赤肉があり八百屋のおばさんの話では, 青肉のほうが甘くてさっぱりしているが日持ちがしないが, おみやげには青肉を薦められた。ここで5個3000円で買って送った。 送料に1000円かかる。
のちほど知床で話した滝川の人(メロンを作っている)の話は, 全くこの反対で,赤肉のほうが美味いといっていた。 また,メロンを作っている農家で直接買えば300円ぐらいで買えるはずだ。 熟れすぎや,傷が付いた物は卸に出せないので自分で食べるのはその方がいい, と教えてくれた。

鹿追自然ランド
17時半頃地図で見つけたキャンプ場に入った。 1人300円。それほど広くないが,公園の中のキャンプ場という感じで, 先客のテントが5〜6個あった。 風呂はないそうで,公衆浴場(温泉,350円,夜24時まで)を紹介してもらった。 ちょっと遠そうなので風呂は後にした。 何せ初心者だから暗くなる前に落ち着きたかった。 今にも雨が降りそうなので, 炊事場の近くのちょっと高くなった場所に急いでテントを張った。 家で練習したかいあって無事にテントを張り終え,雨にも降られなかった。 炊事場にバーベQ用のテーブルがあり,もちろん屋根付きで裸電球も明るく快適だった。 さっそく札幌のコープで昨日仕入れておいた生ラム肉(100g100円程度) でバーベQ。 ビールもサッポロクラッシック(北海道限定)が発砲スチロール箱の中で冷えていた。 初キャンプを祝しての1杯がまた最高にうまかった。 もう周りはすっかり暗くて景色も見えなかったが,小川のせせらぎが聞こえていた。 トウモロコシを葉を付けたまま水につけから焼き, 蒸し焼きになってきれいに焼けたところで, 葉をむいてしょうゆを付けて少し焦げ目をつけた。 甘みがあって美味しかった。 おまけに隣の家族から焼き鳥をいただき,とてもハッピーだった。
20時頃,女の人が一人で食事を作りに炊事場に来た。 幼稚園の先生で,群馬から一人で来て車でまわっているらしい。 今着いたところで, 雨が降りそうだからテントは張らずにバンガロー(2人用1棟で1000円) にしたのだそうだ。 なるほど,雨のときはその手もあるのかと感心した。
テントで寝てみると,見た目には平らだったのに,なんだか平らではない。 銀マット2枚重ねで凸凹は気にならないのだが, 傾斜があるようで高い方を頭にして寝た。 傾斜地ではこんなに寝にくいものかと, 普段は平らなところに寝ているから気が付かなかったが, 当たり前のことのありがたさが身にしみた。 炊事場の電灯でテントの中も意外に明るいので,懐中電灯もほとんど必要なかった。
夜中にトイレへ行くときに天を見たら,ものすごくたくさんの星。 本当に星が降ってくる感じで,すばらしく美しくて感動した。

鹿追自然ランドのリーフレット[150KB]


ページの先頭へ戻る

北海道へ行く!

8月7日

メールはこちらへ mail address