ダイバー憧れのビーチリゾートモルディブ。
モルディブはインド洋に浮かぶ約1,200の島の中の約70島がリゾートになっていて、
島一つが一つのリゾートになっています。
そんな中の“ボリフシ・アイランド・リゾート”に行って来ました。
今回もショップツアーに参加。千歳から飛行機で成田へ。乗り継ぎの関係で成田で1泊。(成田のホテルの食事はなぜあんなに高いんでしょう?)次の日の昼にエアランカ航空でコロンボへ向かいました。飛行機に乗った瞬間から香辛料のような匂いが機内にたちこめていて、スチュワーデスさんの制服もとても色が鮮やかでした。コロンボからはマーレに飛び、そこからスピードボートでボリフシへと向かい、ホテルにチェックインし部屋に落ち着いたのは夜の12:00を過ぎていました。(時差を考えると14時間位はかかっている) ここの島は一周歩いて5分ぐらいでとっも小さく、ダイビングショップを挟んで島の左右にハウスリーフがあり、両方に沈船があります。南側はサンゴから砂地へ、北側は砂地になっていました。左右の間の陸地部分は20mぐらいしかなかったと思います。 |
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テンションが上がっているため、6時頃から起きだして早速スノーケリング。目が覚めるようなエメラルドグリーンの海。背が立つような浅瀬でイワシの群やコバンアジ、イスズミ、パウダーブルーサージョンフィッシュのお出迎え。これぞモルディブって感じでした。そこに何か変な音が聞こえ、音の方へ目をやると、そこにはサメ(多分ホワイトチップ)がいるじゃないですか。ちょっとビックリしながらもこんな浅瀬でも見れるんだと関心してしまいました。 1/ハウスリーフ南 1本目はハウスリーフでチェックダイブ。といいつつも、ショップのツアーで行っているせいか、これといったスキルチェックはなかったので、普通のファンダイビングでした。潜行してすぐにギンガメアジの群!結構大きいし、近いし“すごーい”の一言。キンメモドキの群もいたし、イシヨウジは浅瀬にウヨウヨ。 2/ハウスリーフ北 午後から2本目。島を挟んで反対側のハウスリーフ北に潜りました。最初にアオリイカの群を発見。そして、なめらかな砂地の斜面を行くと20m位の所に小型の沈船がありました。スゴイことに、そこにはコバンザメが山のように群れていて、砂地に寝ていたり、泳いでいるダイバーの太ももやタンクにくっついたりと面白いけど、ちょっと気持ち悪いほどでした。ここにはガーデンイールや大きなウツボ、ユカタハタ、サラサエビのクリーニングステーションもありました。 3/ハウスリーフ南 夕方から日没前にかけて3本目にハウスリーフ南へ行き、クロスジギンポ、ネッタイミノカサゴ、ハナゴイ、スズメダイ系、オグロトラギス、ギンガメの群などが見れました。途中からかなり暗くなってきていて、あんまりみえなかったのが残念かな。 |
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4/ハウスリーフ南 1本目はハウスリーフ南、潜行してすぐにマダラトビエイが2匹優雅に泳いでいてたのですが泳ぐのが早くてアッという間に見えなくなってしまいました。でも、少したってから別のマダラトビエイが1匹現れ、私達の目を楽しませてくれました。同じポイントが3度目でも、目にするものは毎回違って、ミナミハコフグ、モルディブアネモネフィッシュ、ユカタハタ、ニシキベラ、ベラの仲間なども見れました。 5/アクアリウム 2本目はボートでアクアリウムへ。今回が始めてのボートダイブ。ドーニに揺られポイントに。一緒に潜った人がみんなカメを見ていたのに私だけ見れずに…。そして、ヨスジフエダイの群やムスジコショウダイ、アオノメハタ、ノコギリダイなどハウスリーフとは違った魚達。 6/ハウスリーフ南(ナイト) お楽しみのナイトダイビング。やっぱり、ハウスリーフ南ヘ。ここでは見たかったナンヨウブダイの寝袋もみれたし、クマザサハナムロが夜になると黒と赤色になることも知りました。ツノダシ、ネッタイミノカサゴ、オニダルマオコゼ、アオリイカ、そして、とってもかわいかったクマノミの寝姿。イソギンチャクの中にくるまって寝てるんです。(最初タコかと思った)写真に撮ったのですが、途中からストロボが切れていて、写ってなかったんです。すっごく残念…。 |
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7/ラグーナアウト 今日も午前中はドーニでラグーナアウトへ行きました。ドリフトなのに、かなり泳いで、すっごく疲れたのでした。ここではスノーケリング以来見ていなかったホワイトチップシャークやウミガメ、ウメイロモドキ、アカモンガラ、ムスジコショウダイ、ノコギリダイの群、ミナミハタタテダイ、クロユリハゼ、ハタタテハゼ、ゴシキエビなど色々見れたのですが、エアー酔いしてゲロゲロになってしまいました。(この時、ガイドさんが、海水を飲むと船酔いとか直ると教えてくれました。) 8/ハウスリーフ北 2本目はハウスリーフ北へ。とっても透視度が悪くて、じっとしてたらカメラに浮遊物が積もる位で、水中に雪が降っているみたいでした。(マリンスノーって言うんですか?)そんな中を進むと、沈船にやっぱりコバンザメの大群。ここでは餌付けをしていて、その餌を食べにコバンザメも集まるし、ウミガメまでも食べにきていました…。他にツバメウオやヒメユリハゼ、モヨウフグ、エアー切れ間近の外人さんなどなど見れました。 |
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9/ハウスリーフ南 1本目はまたハウスリーフ南。今回は一人だけ途中へ置いていってもらうことにして(本当はダメなんでしょうけど)水深10m前後で、いつも見ているけど撮らないミスジリュウキュウスズメダイやデバスズメダイ、フタイロカエルウオ、ハナダイ系、クマノミ、ガーデンイールなんかをゆっくりと撮り、帰りにまた一緒にエキジットして充実の1本でした。 10/ハウスリーフ南 2本目はまたまたハウスリーフ南。午前よりも透視度が落ちていてガッカリ。今回はゴマモンガラが威嚇してきて、チョー恐い!あとは、キミオコゼ、ヤマブキハゼ、ハナダイ、ヒメダテハゼ、モンダルマガレイ、シマキンチャクフグ、マダラエソ、ニセカンランハギ、コクテンカタギ、ネンブツダイ、タテジマヘビギンポ、フタイロハナゴイなんかをのんびりと見れて楽しかったです。 |
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11/ヴァドューケーブ 1本目はドーニでヴァドューケーブへ行きました。今回もイマイチ透視度が悪く、途中でホワイトチップシャークがいたけど、結構近くに来るまで気が付かないほど、マクロレンズだったけど近いから撮ってみたけど、やっぱり写ってなかった…。あとはヤッコエイやホシゴンベ、ムスメハギ、ウミガメ、パウダーブルーサージョンフィッシュなんかが見れました。ハウスリーフの場合はガイドはいないのですが、ボートで外人さんのガイドが付くと、結構深場に行くようで、-40m以上行ってたように見えました。大丈夫なんでしょうか? 12/ハウスリーフ南 モルディブ最後のダイビングはお馴染みのハウスリーフ南へ。私達がボートで出掛けていた午前中になんと、透視度25mはあったというので、入ってみると、全然悪くて透視度10m、ガーン…。それでも、アカホシカクレエビのクリーニングステーションを発見!アザハタが口の中をクリーニングしてもらってました。ついでに私の手もクリーニングしてもらいさっぱり?。ミナミギンポも可愛いし、モンガラカワハギ、オオスジヒメジ、シマキンチャクフグ、ナンヨウブダイ、ツノダシ、ニシキヤッコなんかも見れてまあまあ満足の最後でした。 |
今回、12本中7本がハウスリーフ南とかなり偏ってしまいました。季節的なものかもしれませんが、結局はボートで行くよりハウスリーフの方が面白かったのです。今回のツアーで私は勝手にモルディブは透明な海!という思い込みをしていたため、透視度が悪いことにちょっとショックを受けてしまいました。たまたま、エアーが合わなくって辛かったこともありますが、それでもビーチの美しさには感動モノです。スノーケリングだけでも楽しいだろうなーと思います。帰ってきたすぐは、そんなに又行きたいとは思わなかったのですが、日が立つにつれてまた行きたいと思うようになり、不思議な島だなーと思います。 |