秀山研>山データ>秩父奥武蔵 父見不山




「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)及び数値地図50メッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号平16総使、第597号)」 地図作成に関しましてはDAN杉本様のカシミール3Dを使用させて頂きました。

@ちょっと山まで <父不見山 1047m>

<場  所> 埼玉県秩父郡小鹿野町
<所要時間> 約2時間30分
<レ ベ ル> 体力☆ 技術☆ (5段階の☆評価 易☆⇒難☆☆☆☆☆)
<地  図> 25000分の1: 万場、長又

西武秩父駅(バス 0:40)⇒小鹿野町(タクシー 0:35)
⇒杉ノ峠入口(0:15)⇒杉ノ峠(0:40)⇒父不見山(0:20)
⇒長久保ノ頭(0:25)⇒坂丸峠(0:50)⇒長沢(バス 0:45)
⇒小鹿野(バス 0:40)⇒西武秩父駅

父不見山は埼玉県と群馬県の県境に位置する山です。かつては西上州の山と
して知られていましたが、埼玉県側に林道ができたため秩父方面からも入山
しやすくなりました。自家用車やタクシーを利用すれば日帰りも可能な山で
す。

西武鉄道西武秩父駅から西武バスに乗り、小鹿野町からタクシーに乗換え、
一気に杉ノ峠の入口まで入ります。西武秩父駅から直接タクシーで行っても
良いでしょう。ここまで自家用車で入って登り始める人も多いようです。

林道脇の道標から登山道に入ります。南に向いた尾根道をジグザグと登って
いくと程なく杉ノ峠に着きます。この辺りまでの南面一帯は、2000年の山火
事により、かなりの広範囲にわたり焼けてしまい、それがむしろ開放的な展
望を見せてくれているようです。祠のある峠からは群馬側の万場までの登山
道が続いています。神流川(かんながわ)を隔てて上州の東御荷鉾山(ひが
しみかぼやま)、西御荷鉾山が聳えるのを見ることができます。

杉ノ峠からは左に道をとり、父不見山へと続く稜線を進みます。左側は伐採
と山火事により作られた開放的な空間、右手は植林地となったなだらかな尾
根を辿ります。見た目よりアップダウンが意外と多く、幾つかの小ピークを
越えていくことになります。これを登りきったところが父不見山の山頂です。
この父不見山は平将門にまつわる伝説があり、一説によると、将門が戦死し
その子が父を慕って嘆いた所から父不見山の名がついたそうです。

父不見山の山頂からは南面が開け、武甲山両神山など秩父方面の山々を展
望することができます。北側は樹林に覆われていますが、樹間から御荷鉾山
や赤久縄山(あかくなやま)を見ることができます。また「三角天」と彫ら
れた自然石があり、かつてザル平の頭と呼ばれていた名残の文字も刻まれて
います。

父不見山からは急坂を下り、コルから再び登り返すと、三沢山とも呼ばれる
長久保ノ頭に到着です。三角点はこのピークにあり、1065.7mの標高は父不見
山より高くなっています。父不見山とは双耳峰のようになっていて、かつて
はこの一帯を父不見山と呼んでいたようです。

長久保ノ頭からは進路を西に取り、坂丸峠へと降りることにします。南に延び
る尾根もあり、こちらは摩利支天へと続いています。しばらくは稜線沿いに進
み、途中から山腹を巻くように杉の植林帯を下ります。再び稜線に出たところ
坂丸峠で、杉ノ峠同様、ここにも小さな祠がまつられています。

坂丸峠からは右に群馬側の万場へと下る道、稜線を矢久峠へと向かう道があり
ますが、左に下り、長沢(ちょうざわ)のバス停へと向かいます。下り始めて
すぐに林道にぶつかりますが、杉ノ峠入口に自家用車を停めた場合は、この
「父不見山フラワーライン」を辿って戻ることになります。

長沢へはこの先から再び登山道に入り、杉林の中を下っていきます。西沢沿い
の道に出れば、森戸の集落はもう間近です。森戸からは車道を下って、長沢の
バス停に到着です。長沢から小鹿野町へのバスの本数はあまり多くないので、
予めタクシーを頼んでおいた方が良いかもしれません。下山にちょうど良い時
刻では、平日16:02、土曜・日曜が15:23(2005/2現在)です。

<問合せ先>
小鹿野町役場 0494-75-1221
↓小鹿野町のサイト:小鹿野の新(珍)名所の案内もあり。
http://www.town.ogano.saitama.jp/

↓西秩父商工会のサイト:小鹿野町・両神村・吉田町の情報処
http://www.nishichichibu.or.jp

↓西武バス 乗合バス時刻表:秩父路線図から「長沢」をクリック
http://www.seibu-group.co.jp/bus/timetable/dia/

秩父丸通タクシー小鹿野営業所 0494-75-0206

群馬県神流町からも登山できます。
↓神流町のサイト:父不見山や御荷鉾山のハイキングコースを紹介
http://www.town.kanna.gunma.jp/home/index.htm

*山の状況は変わっておりますので、表示ルート・内容が異なる場合もございます。
地域の山小屋、観光課などにお問合せの上、自己責任において登山を行なって下さい。
西武バス時刻表のサイトへ 妙義神社⇒第一見晴⇒第二見晴⇒大砲岩⇒第四石門⇒さくらの里⇒小滝温泉⇒中村コースへ

 

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