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ホテル ウェイフェラー(ミルトンキーンズ)
Hotel Wayfarer (Milton Keynes, U.K.)

52 02 57.98N,0 43 22.03W
1986年4月泊

 ミルトンキーンズは、ニュータウン建設の最終段階として、よりロンドンからより遠く、そしてより大きくという概念のもとに建設されていますが、ここでの対照的なホテルを2軒ご紹介します。

 最初のものは、タウンセンターに隣接した中央公園のそのまた東、湖に面して建てられたリゾートもOKというこちらのホテルです。当然新築で、30室程度の規模だったと思いました。ミルトンキーンズでは、マリーナ付き住宅とか、地図に乗馬のルートが記載されているという、リゾート満点の所でして、そのために人々はロンドンからわざわざ引っ越して来る気になるのですが、このホテルではヨット、ウインドサーフィン等マリーンスポーツができるというのが売り物でした。しかし4月の風はとても冷たく、決してやろうという気にはなりませんでした。

湖側からの眺めです。真中の屋根が三角になっている所に泊まりました

ニューシティの中の湖といっても、日本の印象でいくと その規模は全く違います。


リンフォードロッジ (ミルトンキーンズ)

Linford Lodge (Milton Keynes, U.K.)

52 03 58.84N,0 45 25.63W
1986年4月泊

 もう1軒は、区域のほぼ北東端、グレートリンフォードという住区の中にあるB&Bといっていい小さなホテルです。部屋は4室、17世紀に建てられたという農家をそのままホテルにしているもので、オーナーは今でも農業を続けており、豚とかニワトリを敷地の中で飼っているその脇では、更に乗馬クラブを経営しているという、いやいやこんな所があるのですね。ニューシティの開発は、既存の集落を保全しながら行われているため、こういう芸当ができてしまうというのが実に羨ましいことです。

 この集落の奥にある、旧マナーハウス(こちらがニュータウン公社に土地を売ったとのことで、領主はもういないそうです)でちょうどお祭りをやっていまして、地元のトラッドバンドが納屋でしみじみ唄っているなんてのも味わうことができました。

全景。写真左の方に豚やニワトリが飼われています

朝食は部屋まで持ってきてくれました。こんな所でルームサービスです