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ロコロトンド(Locorotondo)

40 45 16.29N,17 19 36.81E

 マルティーナフランカの隣町がロコロトンドですが、ここまで来るとミシュランには1行の記述もなくなってしまいます。でも町の美しさは相変わらずでして、丘の上に聳える端正な建築群はいったい誰がコーディネイトした結果だろうと、ついつい考えてしまいます。

 改めて言うまでもありませんが、都市が美しい一つに、田園とのコントラストが明確であるということが挙げられます。都市は城壁の中、田園は城壁の外という当たり前の時代背景が、都市内に濃密な都市空間を作り上げ、田園はあくまでも田園として存在する。そのコントラストがこのロコロトンドでは特に際だっていました。

マルティーナフランカからの道すがら。
最初は行くつもりがなかったのですが、遠くに見えるフォルムが余りにも美しいので、思わず足が向いてしまいました。ちゃんと教会が中心に聳えています。(右の集合住宅が邪魔)

市街を田園から見上げる。
全部切妻とする約束でも作ったのでしょう。そして左の四角い建物は後世の違反建築物だと思われます。道の反対側に建っているし。同じアングルの写真が「人間のための街路」に登場しますが、ちゃんと左の建物はカットしていました。

こちらは女の子主体でした。
小さな男の子は女の子と遊ぶのが好きなんでしょうか

都市内。マルティーナフランカより道幅があります。何て階段の綺麗なこと