気になるカメラたち(ニコンFマウント編)Last update 09/09/2002 Haniwaが日頃から気になっているカメラボディ(ニコンFマウント)について。お散歩など日常的に持ち歩く小さめのボディが欲しいなと思う今日この頃。あまりAFは使わないのでMF機の候補が多く挙がってしまう。 ●Nikon F3![]() F一桁機のいいところはファインダー。100%の視野率というだけでなく、見えやピントの切れが断然いい。周辺部でピントを合わせるときにそう思う。 ただ、F3はストロボを使うときに普通のストロボはアダプターが必要だし、巻き戻しクランクのところに接点があるので、ストロボを使うと巻き戻しのたびにストロボを外す必要が出てくる。 外さなくてもいいアダプタ(ガンカプラーと呼ぶ)AS-7もあるのだが、普通のストロボではTTLできなくなってしまう。 AS-7とAS-17の併用でTTLが可能かつ巻き戻し時も外す必要がなくなるようだが、強度の問題からかニコンでは薦めていない。 F3ではストロボなど使わずに自然光でいけ、ということなのだろう。F3PやF3Limitedではペンタプリズム上にホットシューがあるが、このシューではTTL調光はできない。 だいいちF3PやF3Limitedは高すぎる(笑)。 あとAEロックのし難さや露出表示の見難さなど語り尽くされている欠点(?)も難ありか。 重さ715g(ハイアイポイント760g)(電池抜き)。「 どこが『小さめのボディ』やねん」、と言われそう(笑)。 「ニコン物語第3回 遡るニコン史 〜 Nikon F3」へ ●Nikon FM3A![]() ただ気になるのは、巻き上げレバーを予備角分引き出してないとシャッターが切れない点だ。 私は左目の方がわずかに視力がいいので厳密なピント合わせをするときは左目でファインダーを覗くのだが、そうすると引き出した巻き上げレバーが当たって覗きにくいのだ。 あと、暗いところで露出が見ずらい(イルミネーターがない)のも気になる。 それにK3タイプのスクリーンはマット面はいいのだが、真ん中のスプリットにもマット特性をもたせているので、薄暗いところではスプリットが暗くなって使いにくい。 スプリットは薄暗いところでピントを合わせるためにしか使わないので、せっかくのスプリットが台無しだ。重さ570g(電池込み) FM3Aのニコンのサイトへ ●Nikon FM10![]() FM10のニコンのサイトへ ●Nikon F4![]() 「ニコン物語第1回 遡るニコン史 〜 Nikon F4」へ 「ニコン物語第2回 遡るニコン史 〜 Nikon F4 (その2)」へ ●Nikon F100![]() このカメラは結構電池を食うらしい。それにこの手のカメラはすぐに陳腐化するのもどうも気乗りしない点である。 買ったらすぐに新型が出そうで(笑)。 重さ785g(電池抜き) F100のニコンのサイトへ ●まとめ1、F3でストロボがペンタ部でTTL調光できて、露出表示がバーグラフかなんかでわかりやすい機種。2、1に加えてシャッターがFM3Aのハイブリッドシャッター。 3、F5の電源部だけ小さい本当のF5ジュニア。 なんて、でないかな。1がでればすぐに買うんだが(笑) 要するに現行機でファインダーのいいボディがF5という巨大なカメラしかないのが問題なのだ。 F4もいいけど96年に製造中止されているので部品は2006年までしか保持されない。 今手に入れるには躊躇してしまう。 F3かFM3Aが値段的にもお手ごろなのかな。 マニュアルフォーカスの機械式カメラを21世紀に入って新発売したというニコンを応援する意味で新品のFM3Aを買うべきだとは思う。 ただ、巻き上げレバーが出てないとシャッターが切れないという点だけが気になる。 これは撮影するたびに邪魔になることなので自分にとっては大きな障碍なのだ。 悩んでいるうちが楽しいのか…(笑) えっ?全部買えって?勘弁してください(笑) 註:上の5つの製品写真は「ニコンデジタルアーカイブス」の「Products Folder」で公開する商品の外観の精細画像を縮小して使用しています。 これら製品写真の著作権は株式会社ニコンにあります。これら製品写真に限りニコンの書面による許諾なしで使用が許可されています。■HOMEへ ■前のエッセイへ ■次のエッセイへ ■エッセイ一覧へ ■BLOGへ
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