イ ン ド 旅 行 記


1996年12月28日から1997年1月2日まで、インドを覗いてきました。 足掛け2年ですが、往復を除くと正味はたったの4日間。本当に「見た」と言えるかどうか疑問ですが、百聞は一見にしかずと自分に言い聞かせて、いざ!!



12月28日、正午発のエアーインディア309便でカルカッタへ。時差は3時間半。空港の入国審査などはスムーズだったのですが、預けた荷物がなかなかでてこない。う〜ん、やっぱりインド!?
一行は12名、添乗員1名、現地スルーガイド(ジェインさん)1名の合計14人です。



12月29日、カルカッタの街を観光。この日は、現地ガイドのラヒリさんが案内してくれて、午前中はジャイナ教寺院とカーリー寺院を見学。途中、希望する人がいたため、マザーテレサのカルカッタでの活動場所に寄ってもらえました。
昼食にホテルへ戻り、午後は国立博物館を見学。夕食を市内の中華レストランで取った後、寝台でベナレス(ヴァーラーナースィー)へ向けて出発
寝台はAクラスなのですが、日本の寝台車とはちょっと比べられない有り様。普通の二段寝台の他に、廊下側にも寝台があり、廊下側は非常に狭い。シーツと枕と毛布が配られますが、潔癖性のかたは使えないんじゃないでしょうか。もっとも、潔癖性のかたはインドへは行かないでしょうけど。



12月30日、朝6時20分、ムガール・サライの駅に着き、早朝の街をバスでベナレスへ。街中では、家の軒下や屋台のような店の上などに、毛布にくるまって寝ている人が何人もいます。ベナレスが近くなると、夜も明けきり、今度は畑の中でしゃがんで用をたしている人々が点々と見えます。
ホテルで朝食後、初転法輪の地サルナートへ。昼食後は自由時間。いよいよベナレスの街を歩いて回ります。



12月31日、まだ夜が明けないうちにホテルを出発。ガンジス川の観光ボートに乗り、有名な沐浴風景を見学します。
その後、デリーへ向かう飛行機に乗るため、空港へ。本来は飛行機でアグラへ行く予定だったのですが、アグラの空港が現地の都合で使用できず、急遽、デリーからバスで移動することになったのです。カジュラホ経由の飛行機がデリーに着いたのは3時過ぎ。それから約5時間半かけ、バスでアグラを目指します。



1月1日、タージ・マハールを見学。アグラ城は残念ながら入場できませんでした。アグラの街はが沢山います。野生の猿というより、野良猿という感じ。昨日の道を通ってデリーへ戻り、ニューデリー市内のレストランで昼食後、デリー市内観光。
夜9時半発のエアーインディア機でインドを後にし、翌2日朝、成田に到着しました。