
ぜったいよむべき1冊
なんといっても冒頭がインドのデリー。これを読まないで何を読む!
第3巻もインド・ネパールだから、とりあえず3巻までは必読。全巻読むと作者の歩いたところを全部行きたくなってしまう。
要注意!
新潮社文庫 400円

妹尾河童のマニアックな本
なんと全ページ手書き(本文も!)というすばらしい本。
変に思想的にならず、知ったかぶりもせず、本当に旅(=異文化)を面白がっている。
河童さんのほかの本(河童が覗いたヨーロッパ、河童が覗いたニッポン)もお薦め。
新潮社文庫 600円

インドのお薦め概説書
歴史とか宗教とかの変遷が初心者にも分かりやすい。写真もたっぷり。インドの入門書といった趣き。
なにも知らない人がまず読むなら、これ。
河出書房新社 1800円

もう一つの視点
「河童が覗いたインド」とはまたちょっと違った視点の旅の絵本。
ちょっと古い(1974年)けど、内容はほとんど変わっていない。
インドの百年は日本の5年くらいかも・・・。
伝統と現代社

格調高き一冊
堀田善衛の名著。1956年〜57年にかけてのインドの様子が書かれているが、
本題は「アジアの中のニッポン」といったところ。
著者が農村へ出かけたときバスの中で出会った青年が
「われわれは貧しい。しかし五十年後には」と言う場面がある。
それから40年。さて、どうなったか・・・
岩波新書

JTBが出版している
インドの生活・風俗についての本。イラストがいっぱいあって分かりやすい。
お菓子の種類とか、果物の種類とか、旅行に役立ちそう。