冬の北海道旅行記その2-3

update on '02.5.8

丹頂鶴のダンス
実物はとっても綺麗です

こういう写真を撮るために、こういう丹頂鶴を見るためにこの3日目はあったのだ。

2日目は釧路泊。前に来た時は鶴見台に行ったが今回は阿寒国際ツルセンター。ここは屋内からも丹頂鶴の群れを観察することができるし鶴に関する様々な情報を見ることができる。また簡単な食事もとることができる。かなり設備としては充実していると思う。当然屋外での観察/撮影場所も鶴見台よりも広い。
これだけ設備が整っていると、丹頂の飛来する数も違うこともあり鶴見台よりかなり人が多かった。僕は釧路駅前から始発のバスに乗ってこのセンターに来たのだが、もう屋外の観察/撮影場所は満員。何とか隅っこの方に場所は確保できたからよかったよかった。しかもまわりの人たちはいわゆる「バズーカ砲」級のカメラを複数台持ち込んでシャッターチャンスを待っている。それに比べて僕のカメラは・・・気が引けてしまいそう。
鶴見台の時は鶴が来るまでしばらく待ったが、ここではもう数十羽の丹頂が餌をつついている。これはすごい。しかし欲望は増大するもので、丹頂がたくさんいるくらいではもうシャッターを押さなくなっている。現金なものだ(笑)。
この時期になると丹頂はいわゆる「ダンス」を見せてくれる。しばらくおとなしく餌をつついているかと思うと、一羽が鳴き出すとあちこちで鳴き始め、そしてあちこちで「ダンス」が始まる。そして10数分もするとまたおとなしくなって餌をつつき出す、そんな繰り返しだ。だからまあだいたいシャッターチャンスはみんな同じ。僕もだいたいまわりと同じだったのでよかったよかった(笑)。

ツルセンターには2時間ほどいて再び釧路に戻って新千歳空港に向かう。先にも書いたが帰りの飛行機は

「スーパーシート」

席に着くと「上着をお預かりしましょうか」とか「お荷物お預かりします」とかパーサーの方々がいろいろ声をかけてくる。飲み物や食べ物だって「おかわりおもちしましょうか」なんだもん。ノーマルシートとはここまで違うのか。それよりも何よりも、シートがゆったりできるのが嬉しい。後ろ気にしなくていいし、足だってフットレストがあるし。これはほんと病み付きになりそうだ。この気持ちよさを味わうには大阪〜東京や大阪〜九州では時間が足りない。大阪〜北海道程度の2時間は必要だ。

また北海道に行く時は、往復のどちらかにスーパーシートをセッティングしたいなあ。 (終わり)

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