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本サイトの特徴

本サイトの特徴は、写真表現術への特化

 写真関連のサイトは、すでに数多くあります。代表的なのは2種類です。カメラ情報を中心としたサイトと、自分が撮影した写真を公開するサイトです。今後も、この2種類が主流のままでしょう。

 本サイトは、これらと違うサイトを目指しています。取り上げる話題の中心は、私が撮影で使っている写真表現術です。これが、私の写真道の基礎となっているため、名称などに写真道という言葉を用いています。

 私が使っている写真表現術は、ちょっと変わっています。かなり論理的な内容として体系化してあるからです。また、細かなテクニックの羅列ではなく、表現意図を最重視し、それに合わせた写真を撮るような形式になっています。だからこそ、他人に教えられるし、勉強して習得可能なのです。

中級者になるための支援が中心

 多くの人にとって、もっとも気になるのは「写真表現術を習得することで、どの程度まで上手になるか」でしょう。一般的な言い方を用いるなら、第1段階としては中級者に達することが可能となります。これは、かなりの確率で達することが可能だと思っています。

 では、中級者とはどんなレベルなのでしょうか。写真表現に関する能力を、私なりにレベル分けしてみました。次のような形で。

・素人:カメラや写真表現について、何も知らない
・初心者:カメラは問題なく使えるが、表現については何も知らない
・初級者:教科書的な良い写真をたまに撮れるが、何となく撮っている
・中級者:教科書的な良い写真を安定して撮れ、計算して撮っている
・上級者:教科書的でない良い写真を安定して撮れる
・開拓者:教科書的でない良い写真で、独自の世界を最初に作り出す
     (誰かの真似でなく、自分で創り出した新しい表現)

 これには「教科書的な良い写真」の説明も必要なので、詳しく書いてある「写真表現の技術と能力レベル」を参照してください。

 中級者というのは、意図した表現を狙って(計算して)撮れるレベルです。そのため、一般的な良い写真(これが「教科書的な良い写真」です)が、安定して撮れるようになります。写真を趣味にしている人の中に入っても、写真が上手な人と思われるはずです。

 写真表現術が普及してない現状では、写真が趣味の人の中でも、上位の1/4ぐらいに入れるレベルなのは確実です。おそらく上位1/10ぐらいに入れるでしょう。もしかしたら、上位1/20とか1/50とかに入れるかも知れません。

 ただし、写真表現術が普及し始めたら、状況は大きく変わります。同じレベルの人が増えますから、上位1/2ぐらいに落ちる可能性はあります。まあ実際には、そう簡単に普及しそうもないので、上位1/10ぐらいに入る期間が、意外に長いのではと予想しています。

上級者になるための支援も、できるだけ多く

 中級者に達したら、写真表現の上達が終わるわけではありません。それ以上に上達したいと、誰もが思うでしょう。この種の上達は終わりがないですから、永遠に続きます。

 そうした要望に応えるため、第2段階として、上級者になるための内容もできるだけ多く含めようとしています。複数の写真で表現する組写真の表現術と、変な写真の表現術という2つの内容で。

 ただし、この段階の内容は、読んでそのまま使えるものではありません。自分で考えながら試行錯誤するのが基本で、そのための指針や出発点を与える役割が中心です。それでも、何もないよりは格段に良いはずですから、少しは(もしかしたら相当に)役立つと考えています。

本サイトにリンクしたいとき

 本サイトにリンクしたい場合は、ご自由にどうぞ。作者の許可を得る必要はありませんし、連絡する必要もありません。どうしても連絡したい場合には、k-kazuma@st.rim.or.jpへメールしてください。なお、トップページと各コーナーの扉ページ以外はURLを変更する可能性があるので、これらのページへのリンクをお勧めします。

(作成:2003年5月7日)
(更新:2004年8月19日:そこそこのレベルの説明を追加)
(更新:2004年9月27日:サイトの支援が目指すレベルを明確化)
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