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訪問マッサージとは?

 「訪問マッサージ」とは、脳梗塞やその他疾患、またはその後遺症などにより「関節拘縮」「麻痺」「筋力低下」がある方などで、自力での通院が困難な方を対象に、医師の同意のもとで行われるマッサージのことです。
 
以下、対象となる例

・脳血管障害後遺症
・大腿骨骨折後後遺症
・変形性膝関節症
・変形性脊椎症
・脊柱管狭窄症
・脊髄損傷
・パーキンソン病
・筋萎縮性側索硬化症(ALS)
・関節リウマチ
・長期臥床による廃用症候群
・長期透析合併症による骨関節障害
・変形性膝関節症による歩行困難
・その他の疼痛性疾患


 2009年7月時点で介護を必要とする方の人数は山梨県全体で31306人です。これから先、2015年をピークにこの数はまだ増加するといわれています。介護を必要とする方の急増は、団塊世代の高齢化と、2006年の医療法改正により、入院期間、リハビリ期間が大幅に短縮されたことによって十分なリハビリや在宅ケアができていないことが原因と考えられます。これは、介護保険制度でのリハビリを担当する療法士の不足に加えて、介護保険の利用がヘルパーや入浴サービス、訪問看護に割り当てることが必要となる為に、特に退院してからの慢性期、維持期のリハビリを十分に利用できないことが背景にあると考えられます。

訪問マッサージは医療保険を利用するために、介護保険利用の枠がない方でも利用できます。ケアプランに影響しないので、その他の訪問リハビリ、訪問看護などの介護サービスと併用して受けることができます。

 体は動かさなければどんどん機能が低下していきます。健康な人であっても寝たきり状態であれば、筋肉は1週間ごとに20%ずつ衰えていきます。その他にも体が寝ている状態に慣れてしまい、少し体を起こしただけで脳貧血を引き起こしてしまうようになります。こうなると起きているのがつらいためさらに寝たきりを助長してしまうのです。結果的には廃用性症候群と呼ばれる全身的機能低下を引き起こし「床ずれ」なども出来やすくなってしまいます。
しかし、定期的にマッサージすることによりこれらの状態は改善が期待できます。
*自費での施術はどなたでも40分4000円(交通費込)で伺います。
お電話でご依頼ください 0555−75−0164


訪問マッサジの効果

@マッサージ効果
ゆっくりと心地よいマッサージを施すことにより、血液の循環が良くなり、身体の麻痺やこわばり、関節の可動域が改善されます。また、体位変換が不自由な方、寝たきりの方には、床ずれの予防として、脳梗塞等で半身麻痺や関節拘縮がある方には、リハビリとしての効果も期待できます。

Aリハビリ効果
 関節を定期的に動かす事により、可動域を確保し、拘縮の予防・改善の効果が期待できます。


Bコミュニケーション効果
スタッフが定期的に訪問し、ご利用者様、介護者様との会話や施術を通してコミュニケーションをはかることで、孤独感やストレスの緩和、精神的ケア・心理的効果が期待できます。