2024 August 8月 葉月 秋風月
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24/08/05(月)晴れ
古間木に行く。
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写真:運動公園の大工事(流山)斜面林脇の生き物環境がほぼ壊滅状態になった。
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水元でもアカネが見られるようになった。
記録は撮ったが止まり位置が高いのでどうしても逆光気味になってしまう。
それで、くっきりした写真が撮りたいので午前中に運動公園に行くことにした。
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写真:工事の看板(流山)再整備という自然環境破壊行為だ。
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(運動公園)10:00−
駐車場から階段を下りて林縁に行こうとしたが、工事中で通行止めされていた。
それで道路側から回り込んで林縁に向かった。
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写真:田んぼの稲穂(野々下)今月下旬には稲刈りが行われる。もうそんな季節になった。
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林縁に降りたとたん、あまりに悲惨な光景に愕然とする。
公園が大破壊されて以前の面影をとどめないほどの変わりようだ。
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ケラ器やクヌギの立木はことごとく伐採され、庭園風の植え込みも全て取り払われていた。
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写真左:稲穂に止まったシオカラトンボ(古間木)
写真右:稲穂に止まったシオカラトンボ(古間木)
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情けない環境に変ってしまい言葉を失った。
これまで何度もこんな思いをしてきたが今回は特にひどい。
日本庭園を崩してバーベキュー上にした工事もひどかったが今回はそれ以上だ。
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写真左:ナガコガネグモ(古間木)小川脇の草原にはナガコガネグモが網を張っている。
写真右:ナガコガネグモ(古間木)一つの網に2尾のシオカラトンボが掛かっていた。
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折角出来上がった直地の環境をめちゃくちゃに崩した。
代々木公園ならば大騒ぎになるが、ここでは粛々と破壊行為が行われる。
誰も何も言わないまま行政がめちゃくちゃを実行する。
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写真:オオシオカラトンボ♂(古間木)田んぼ付近はシオカラ、林縁近くはオオシオカラと棲み分けている。
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(古間木斜面林下)10:30‐
春山寺駐車場に移動し、野々下から古間木に向かった。
田圃の稲は既に穂を垂れて周囲をシオカラトンボが舞っていた。
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写真:コノシメトンボ♂(古間木)まだ黄色い未熟個体が多い中、かなり赤く染まった個体が1尾見つかった。
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穂に止まって交尾しているシオカラトンボを記録。
旬のカットだ。
林から流れ出る狭い小川脇にも多数のシオカラトンボが舞っていた。
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写真:ナツアカネ(古間木)
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小川の草にナガコガネグモの網がかかり、シオカラトンボが掴まっていた。
多数のシオカラが行ったり来たりするので簡単に捕獲できる場所だ。
林に近づくとオオシオカラトンボの姿も目立った。
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写真左:ナツアカネ(古間木)
写真右:コノシメトンボ(古間木)
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林縁を歩き始めると、直ぐにナツアカネが見つかった。
3頭ほどいたが止まり位置が高かったので記録のみ。
林縁を公園方向に歩いてアカネを探すと、直ぐにノシメトンボが見つかった。
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写真左右:オニヤンマ(古間木)
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まだ未熟でコノシメとの区別がしにくい。
垣根の鉄線にコノシメトンボが止まっていた。
これもまだ黄色いがノシメより少し小ぶりで華奢な印象だ。
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さらに歩いていくと顔面が赤味がかったコノシメがいた。
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ナツアカネの赤い個体を探したが出会えない。
林縁を進んでいくと、オニヤンマが止まっているのが見つかった。
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写真:ノシメトンボ(古間木)
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この時期ここでは定番だが数が多くないので出会えたのはラッキーだ。
2m位から何枚も撮った。
アカネの数は多くはなかったが定番3種が撮れ、オニヤンマのおまけまでついた。
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写真:古間木斜面林下(古間木)
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運動公園の破壊は煮えくり返る思いだが、古間木に来てほんの少し癒されr気分だ。
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