[= HOT NEWS ・ 歩行記録 = ] ・・
= HOT NEWS ・ 歩行記録 =

2024・5月 MAY 皐月・早苗月


2024/05/10(金) 愛宕山・トンボ撮り/ヤマサナエ・ホンサナエ他
*24/05/10(金) *24/05/11・12 *24/05/14(火)

田植え作業(駒場)

ナガサキアゲハ♀(駒場)

2024/05/10(金)快晴

前線が離れ久々の快晴。愛宕山にヤマサナエを見に行った。

.

写真:田植え作業(駒場)10日から2週間遅い。まだ未済の田圃もある。

.

08:15 出発 08:35流山IC→09:10岩間IC→09:30 7−11→

09:30 乗越え峠駐車場・・09:45 野鳥の森→10:00 駒場・不動の滝・・→
10:30 駒場水路・・11:30 →
12:00 クリンソウ園地付近・・・ランチ→駒場水路他・・13:30→

13:30 岩間→7−11 14:15 岩間IC→流山IC→市野谷。。15:30 帰宅

.

写真:ナガサキアゲハ♀(駒場)午前中の早い時間はいろんなアゲハが舞った。

.

順調に高速移動。

7−11で食料・飲料調達後愛宕山へ。

ナガサキアゲハ(駒場)
モンキアゲハ(駒場)

オナガアゲハ(駒場)
クロアゲハ(駒場)

コミスジ(駒場)
アオスジアゲハ(駒場)

今回はトンボ池はパスして乗り越え峠まで直行した。

.

写真左:ナガサキアゲハ(駒場)

写真右:モンキアゲハ(駒場)

.

通行止めの看板があったので念のため乗越え峠にいた人に聞いてみると、明日11日からハンターが入るのでその関係ではないかとのこと。

とりあえず、車から降りて野鳥の森を歩いてみた。

メジロとキビタキの声が聞こえ。少し冷たい風が爽やかだ。

.

写真左:オナガアゲハ(駒場)

写真右:クロアゲハ(駒場)

.

野鳥の森は手入れされておらず草が伸び放題。

周回する道を歩くのもようやっと。

これではここでミヤマセセリも撮れそうにない。

.

写真左:コミスジ(駒場)

写真右:アオスジアゲハ(駒場)

.

駒場に移動し路側に止めカメラを出した。

水路脇を歩く白いツツジの花にオナガアゲハが吸蜜していた。

ニホンカワトンボ・褐色翅型(駒場)

不動の滝に向かうと旧家の庭先にモンキアゲハが舞った。

.

写真:ニホンカワトンボ・褐色翅型(駒場)ここではかなり褐色翅型が多く半分くらいいるのではという印象だ。

.

トンボはあまり見当たらないのに反しチョウ、特にアゲハ類が目立っていた。

天気も良く午前中の光に反応して花々もみつを分泌しているのか。

コミスジが舞いクロアゲハも舞った。

ニホンカワトンボ・交尾(駒場)
ニホンカワトンボ・無色翅型(駒場)

シオヤトンボ・♀(駒場)
シオヤトンボ・♂(駒場)

.

写真左:ニホンカワトンボ・交尾(駒場)

写真右:ニホンカワトンボ・無色翅型(駒場)

.

水路脇に何かトンボがいないか探したが見当たらない。

不動の滝まで行くと、ニホンカワトンボの褐色翅型に出会った。

草原にシオカラトンボとシオヤトンボの♀が止まった。

.

写真左:シオヤトンボ・♀(駒場)

写真右:シオヤトンボ・♂(駒場)

.

車移動してごみ集積所に向かうと、先に1台の車が駐車していた。登山者だろうか。

脇の日陰に駐車し、カメラをもって水路脇を歩いた。

林縁の小川に行くと、いきなり黄色い未熟のヤマサナエ♀に出会った。

.

縄張りを見張るホンサナエ♂(駒場)

2m位から何枚も撮った。

林縁の田んぼ脇も草が伸びて歩きにくい。

小川には2種類のオタマがいた。アカガエルとダルマガエルか?

.

写真:縄張りを見張るホンサナエ♂(駒場)田んぼに引水するために沢に角材の上が最高の見張り場所らしい。この場所取りをめぐって始終♂同士の争いが繰り広げられている。

.

縄張りを見張るホンサナエ♂(駒場) 縄張りを見張るホンサナエ♂(駒場)

ホンサナエ翅胸部(駒場)
ホンサナエ前胸部(駒場)

林縁はあまりトンボがいないので水路の階段を下りた。

少し上流方向に歩くと2頭のトンボが追いかけっこしていた。

ホンサナエだ。

.

写真左右:縄張りを見張るホンサナエ♂(駒場)場所取りに負けた♂は近くの草の葉上などに止まって場所を見張る。

.

沢に取水の堰として置かれた角棒のある場所で、何故かここに毎年ホンサナエが止まっている。

ホンサナエがここに侵入してくる相手を追い出そうと飛び立ち、また戻って来るのを繰り返した。

侵入に失敗した個体は水路脇の護岸や草の葉に止まり縄張りを見張った。

.

写真左:ホンサナエ翅胸部(駒場)羽化後1週間―1か月近くたっているため、斑紋は黄色から緑に変わっている。

写真右:ホンサナエ前胸部(駒場)前胸の斑紋は「Z}型。

.

ホンサナエは撮れたので下流方向に歩いて他にいないか探す。

ニホンカワトンボの褐色翅型や無色翅型が所々で見られた。

ヤマサナエ♂(駒場)

カワトンボに会うたびに2枚ずつ切った。

.

写真:ヤマサナエ♂(駒場)ヤマサナエはまだ黄色い未熟個体だが羽化後1週間程度経っているとみられる。

.

青いイトトンボが枯枝先に止まった。

ホソミオツネンの成熟♂だ。これも定番だ。

カワトンボよりはるかに小さいのでピントを撮るのが難しい。

ヤマサナエ♀(駒場)
ヤマサナエ♂(駒場)

ヤマサナエ♂翅胸部(駒場) ヤマサナエ♂前胸部(駒場)

.

写真左:ヤマサナエ♀(駒場)

写真右:ヤマサナエ♂(駒場)前胸面の斑紋は「L}型。

.

マニュアルで前後に動かしつつ何枚か切った。

ホソミも複数いたが、ほかにはシオヤトンボがいたのみで期待したダビドは見られなかった。

水路を終了しクリンソウ園に行くことにした。

.

写真左:ヤマサナエ♂翅胸部(駒場)蝶を捉え抱え込んで喰った。よく見えないがアカボシゴマダラのようだ。

写真右:ヤマサナエ♂前胸部(駒場)

.

車に戻り自転車を組み立てクリンソウ園に向かった。

脇の田圃ではトラクターで田植えが行われていた。

自転車でゆっくり走ると路上に止まっていたシオヤトンボが飛び立った。

.

ホソミオツネントンボ♂(駒場)

そして期待した通りヤマサナエも舞い、路側の草の葉に止まった。

下流方向に移動しながらヤマサナエが止まるたびに何枚か切った。

以前にヤマサナエの羽化を見たポイントで羽化殻を探したが見つからない。

.

写真:ホソミオツネントンボ♂(駒場)

.

ヤマサナエはまだ黄色いが羽化してから数日たっている感じで、既に羽化時期は卯木田感じだ。

ホソミオツネントンボ♀(駒場) ホソミオツネントンボ♂・頭胸部(駒場)

ホソミイトトンボ♂(駒場)
ホソミイトトンボ♂・頭胸部(駒場)

羽化直後の個体も見られなかったので今年は例年より早かったのかもしれない。

折り返して元クリンソウ園に入ってみた。

.

写真左:ホソミオツネントンボ♀(駒場)

写真右:ホソミオツネントンボ♂・頭胸部(駒場)

.

園愛はかなり荒れており草が伸びている。

更に水路が崩れて山から染み出した水で泥と水浸し状態で長宮でも歩けない。

園内でのトンボ探しを諦め山に向かう道に上った。

.

写真左:ホソミイトトンボ♂(駒場)

写真右:ホソミイトトンボ♂・頭胸部(駒場)

.

小さな青いイトトンボがいくつも舞っていた。

何だろうかと目を凝らしてみたがよくわからない。ホソミイトトンボのようではあるが・・

XXXX

小さなイトトンボを後から判別できるように何枚も撮った。

.

写真:ホソミイトトンボ♂(駒場)

.

ホソミオツネントンボも枝先に止まった。

先ほどのイトトンボに比べれば遥かに大きくカメラワークも簡単に思えた。

一通り撮り終えたので園内の木陰に座って買ってきたサンドイッチでランチ。

ダイミョウセセリ(駒場)
ヒメウラナミジャノメ(駒場)

.

写真左:ダイミョウセセリ(駒場)

写真右:ヒメウラナミジャノメ(駒場)

.

さて、午後の部。ではあるが・・

午前の短い時間の中で蝶もトンボも十分撮れたと思う。

願わくば、ダビドサナエとアオサナエに出会えればとは思うが、これ以上探し回る体力も乏しい。

.

最後に水路でホンサナエを見て終了した。

.

16:11 2024/05/13 mo

.

*24/05/10(金) *24/05/11・12 *24/05/14(火)


Top「楽がき鳥」 INDEX「総合目次」 [= HOT NEWS ・ 歩行記録 = ]
(C)2024 Tomoyuki Mochida , All Rights Reserved. ( お便り宛先<Email> jap@n.email.ne.jp )