2023・6月 June 水無月 風待月
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*23/06/08(木) 晴れ
薄雲の間から日差し。風がありそうなので樋野口に向かった。 *23/06/08(木)
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写真:レジャーボート(水元)ポイントより数百メートル下流を行き来していた。
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自宅→新松戸・馬橋・松戸→樋野口→江戸川土手→里見公園駐車場・・(折返し)
江戸川土手→葛飾大芦→水元・・・
→葛飾大橋→古ヶ崎→松戸・馬橋・新松戸→自宅
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写真:ミヤマサナエ羽化(江戸川)翅を伸ばしている最終段階のミヤマサナエを見つけ、飛び立つまで見守った。
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かなり南風が強く市川にようやくたどり着いた。
ポイントの護岸には誰も有らず、乗用車が止まっているだけ。
ボートはいたが、今日はずっと下流の方を行き来し、護岸に横波は届かない位置だった。
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護岸を歩きながら羽化を探すと割と高い位置にミヤマサネエの殻が2つ、ナゴヤサナエの殻も2つ見つかった。
やや見えづらい位置だったが羽化最終段階の翅を伸ばしたミヤマサナエの羽化1個体が見つかった。
羽化探しを終了し、羽化個体の脇に腰掛けて、処女飛行を観察することにした。
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写真左:ミヤマサナエ羽化殻(江戸川)腹部が寸胴気味で丸っこい。
写真右:ナゴヤサナエ羽化殻(江戸川)腹部が細く尖っている。
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時々写真を撮りながら羽を開くのを待った。
10分ぐらい川を眺めたり上陸ヤゴがいないか探したりしながら座っていた。
漸く翅をぱっと広げた。
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写真左:ミヤマサナエ羽化(江戸川)羽化最終段階で翅が乾くのを待っている状態。
写真右:ミヤマサナエ羽化(江戸川)最終段階で翅を広げ飛び立つのを待つ。
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さて飛翔は近い。
レンズを向けたままファインダーで翅を広げたミヤマサナエを見守った。
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ところがなかなか飛び立たない。
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写真:ミヤマサナエ羽化(江戸川)翅を広げて飛び立つのを待った。
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4,5分待っていただろうか。
漸く舞い上がった。
トンボはふらふら飛んで斜面林の方に消えた。
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写真:ミヤマサナエ羽化(江戸川)飛び立ったミヤマサナエ。辛うじて撮れた。
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急いでシャッターを切ったが画面の隅にどうにか写っていた。
これで無事処女飛翔を見届け、少し満足。
護岸にはハクセキレイはおらず、今羽化を妨げるのはボートだけだ。
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写真:コフキトンボ(水元)
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恐らくハクセキレイは今はまだ育雛中。
間もなく、護岸に若鳥がうろつくことになるだろう。
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*23/06/08(木) *23/06/10(土) *23/06/13-14