2023・6月 June 水無月 風待月
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アオヤンマを撮りたい。10時過ぎ出発。
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写真:羽化ポイント(江戸川)今日は西風があり岸辺にはさざ波が寄せていた。
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自宅→新松戸・流山→TX鉄橋下→江戸川土手→里見公園駐車場・・・
→江戸川土手→根本排水機場→市川橋→江戸川河川敷→苦ラウンド脇→水元・8丁目の池・・→金魚園・・→丸池・・小合溜・・
→葛飾大橋→江戸川土手→排水機場
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写真:ボート波(江戸川)レジャーボートが通るたび暫くして横波が押し寄せこのように護岸を洗うような状態になった。これでは羽化ヤゴはひとたまりもない。護岸で羽化を始めた段階で波に襲われるとまず生き残れない。
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土手に上ると南風があり自転車がスピードが出ない。
平均時速13KM位で走った。
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市川のポイントの護岸歩きながら羽化探しする。
下流方向で漸く羽化途上の個体を見つけた。
最終段階で翅を乾かしていた。
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写真:ミヤマサナエ羽化(江戸川)水辺から少し上った場所で1個体のミヤマサナエが翅を伸ばしていた。これならば何が来ない場所。脇に座って飛び立つのを待った。
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今日もボートが行き来し護岸に激しく波が打ち寄せていた。
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羽化途上個体は少し高い場所だったのでそこまでは水は来ない。
もう一度往復して羽化探しすると、3個体分の羽化殻が見つかった。
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写真左:ミヤマサナエ羽化(江戸川)飛び立つのを見たかったが、翅を広げずに直接飛んでしまい、その瞬間を見逃した。
写真右:ミヤマサナエ羽化殻(江戸川)何の来ない場所では羽化殻が2つ見つかった無事飛び立ったと思う。
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いずれも羽化は成功したと思われる。
風が強く羽化殻を外すとき吹き飛ばされて1つが行方不明になった。
処女飛行を見ようと羽化途上個体の脇に座りカメラを構えた。
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写真左:コオニヤンマ羽化殻(根本)少数だが江戸川下流でも羽化している。
写真右:ウチワヤンマ羽化殻(小合溜)羽化殻は多数あるが夜から早朝にかけて羽化するらしく、まだ羽化を見たことがない。
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飛び立つ前に翅を広げると思っていたが、翅は閉じたままいきなり舞い上がり、斜面林の方に消えてしまった。
残念ながら飛び立つ瞬間は撮れなかった。
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根本排水機場を見た。
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ナゴヤ、ミヤマはなかったがコオニヤンマの羽化殻が一つ見つかった。
市川橋を渡り江戸川河川敷を折り返す。今度は順風。
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写真:根本排水機場(江戸川)ここの護岸でもサナエ類の羽化が見られる。
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水元8丁目の池でランチタイムにし、池を眺めたがギンヤンマのみでアオヤンマは飛ばず。
ごんぱち池、金魚園でもアオヤンマはいなかった。
小合溜脇の葦原も見たが何も待っていなかった。
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最後に丸池を見たが、採集人がひとりのみ、アオヤンマは飛ばず。
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