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2023・5月 MAY 皐月・早苗月


2023/05/30(火) ミヤマサナエ羽化観察・ナゴヤサナエ・ヤゴ/アオヤンマ
*23/05/30(火) *23/06/01(木)

羽化ポイント(江戸川)

羽化途上のミヤマサナエ(江戸川)

*23/05/30(火)曇り

台湾から帰って28,29日共に雨。今日は暗い曇り空。

籠っていると体がなまるので昼前、江戸川のサナエ羽化を探しに出かけた。

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写真:羽化ポイント(江戸川)川を行き来するレジャーボートが走るたびに横波が護岸に打ち寄せてきた。

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排水機場→江戸川土手→里見公園駐車場・・・(折返し)
江戸川土手→葛飾大橋→水元・8丁目の池・・→金魚園・・→丸池・・小合溜・・
→葛飾大橋→江戸川土手→排水機場

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写真:羽化途上のミヤマサナエ(江戸川)5月21日ぶり2回目だが、前回のナゴヤサナエに続き今回はミヤマサナエの羽化が見られた。

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ポイントに行くと、相変らずレジャーボートが行ったりきたり、絶えず横波が護岸を洗う感じに打ち寄せていた。

これではどうかなと思いつつ下流側に向かって護岸を眺めながら羽化探しした。

ミヤマサナエ羽化(江戸川) ミヤマサナエ羽化(江戸川)

ミヤマサナエ羽化(江戸川) ミヤマサナエ羽化(江戸川)

ミヤマサナエ羽化(江戸川) ミヤマサナエ羽化(江戸川)

ミヤマサナエ羽化(江戸川) ミヤマサナエ羽化(江戸川)

ミヤマサナエ羽化(江戸川) ミヤマサナエ羽化(江戸川)

ミヤマサナエ羽化(江戸川) ミヤマサナエ羽化(江戸川)

ミヤマサナエ羽化(江戸川) ミヤマサナエ羽化(江戸川)

ミヤマサナエ羽化(江戸川) ミヤマサナエ羽化(江戸川)

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羽化失敗したミヤマサナエ(江戸川) ナゴヤサナエ(江戸川)

暗い空で護岸も見えつらい。

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写真左:ミヤマサナエ羽化(江戸川)川から護岸に上ったヤゴは暫く静止、次第に頭部が膨らみ頭を出す。

写真右:ミヤマサナエ羽化(江戸川)胸部迄脱ぎ上半身を持ち上げる。

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羽化した個体を見つけた。しかし様子がおかしい。

既に腹部も伸び切って黒く色がついているのに翅が縮まったままだ。

恐らくスカの初期段階、腹を抜いた直後に波に攫われ羽を伸ばせなくなったらしい。

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写真左:ミヤマサナエ羽化(江戸川)胸部から腹部の半分迄脱いで直立し数分間その姿勢を保つ。

写真右:ミヤマサナエ羽化(江戸川)

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まだ生きている。

気の毒だがハクセキレイの餌になるしかない。

ポイントの最下流部まで歩いたが羽化殻も見つからなかった。

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写真左:ミヤマサナエ羽化(江戸川)やがて前傾しオデコをテコにする感じで腹部全体を抜く。

写真右:ミヤマサナエ羽化(江戸川)この段階から徐々に翅が伸び始める。

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折り返して再び探し歩くと、羽化して翅を伸ばしている個体を見つけた。

近付いてみると、これもミヤマサナエだった。

何枚か切って周囲を見ると羽化殻が2つ見つかった。

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写真左:ミヤマサナエ羽化(江戸川)

写真右:ミヤマサナエ羽化(江戸川)

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羽化殻の位置はかなり上の方で波に攫われずに無事飛び立ったらしい。

もう一度上流から下流に向かって水際を探すと、今度は上陸してきたヤゴを見つけた。

しかし子の位置では波に攫われそうだ。

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写真左:ミヤマサナエ羽化(江戸川)直ぐに翅が伸びるとともに広がってくる。

写真右:ミヤマサナエ羽化(江戸川)

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移動させようかどうしたものか考えながらほかのサナエを探し、ヤゴの場所に戻ったらもう見つからなかった。

護岸を探しても見当たらないので川に戻ったのだと思う。

何度か護岸を行き来していた時、護岸に羽化前のヤゴを見つけた。

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写真左:ミヤマサナエ羽化(江戸川)ほぼ翅が広がった段階。

写真右:ミヤマサナエ羽化(江戸川)腹部を抜いてから数分から10分程度で翅が伸び切る。

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波の届かない位置なのでここなら大丈夫だろう。

脇に腰掛けてじっくり観察することにした。

間もなく胸部が膨らみ頭が見えた。

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写真左:ミヤマサナエ羽化(江戸川)しばらくそのまま静止(10分以上)して翅を乾かすとともに余分になった水分を排泄する。

写真右:ミヤマサナエ羽化(江戸川)水分は翅を広げ、体を膨らませるために使われると思われるが、排泄により体を軽くして飛行の準備をする。

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上半身を抜き暫く直立。

暫くしてオデコをテコに腹を抜いた。

直ぐら期から何枚も切った。

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写真左:ミヤマサナエ羽化(江戸川)翅を広げて乾かしながら飛行の準備。

写真右:ミヤマサナエ羽化(江戸川)翅を広げないで直接舞い上がることも多い。

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羽を伸ばし、余分な水分を排泄する。

腹が抜けるまでに羽化開始から30分。さらに20分ほどじっとして翅を乾かしていた。

やがて翅を広げ1分ほどで飛び立ち、斜面林の方に消えた。

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写真左:羽化失敗したミヤマサナエ(江戸川)恐らく腹部を抜いた段階で波に倒されたのだと思う。羽を伸ばすことができず、体全体が色付いている。

写真右:護岸に上ろうとしたナゴヤサナエ(江戸川)ミヤマより大きく細長い。腹部が先細り。この後見失った。ボート波に流されて再び川に戻ったと思う。

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羽化失敗個体1、羽化2、羽化殻4の7個体全てミヤマサナエ。そのほか見失ったヤゴが1。

市川橋には行かずそのまま戻って水元に向かった。

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(水元)

コフキトンボ(水元)

アオサナエを見に行った。

最初に8丁目の池ではギンヤンマが舞っていたが、時々アオヤンマも飛んできた。

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写真:コフキトンボ(水元)

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カメラを向けたが不規則な軌道なので撮れない。

金魚園に移動、ここでもアオヤンマが舞ったがこ広い場所なので撮影するのはさらに困難。

アオヤンマ(水元) コシアキトンボ(水元)

小合溜脇の湿地に行こうとしたら、通行止めで入れない。除草作業か。

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写真左:アオヤンマ(水元)

写真右:コシアキトンボ(水元)

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丸池に行って暫く池を眺めたがこちらには飛んでこなかった。

こんな感じなので、撮影するのは8丁目の池で頑張るしかないかもしれないと思った。

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ミヤマサナエ 5A 内1個体失敗 ナゴヤサナエ・ヤゴ1

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*23/05/30(火) *23/06/01(木)


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