第79話 Simple is best. なのだ

イエーホークス悲願の優勝(王監督よかったね)で、町田のメディアバレーも全品10%引のセール(iMacは除く)だった。このチャンスに前々から欲しかったたデジカメを買おうかと悩みました。今買うなら、FUJIFILMのFine Pix1500を考えていました。小型でデザインも操作性も良くて、ホームページや年賀状、写真日記に使うぐらいなら150万画素で十分だし、値段も5万円弱です。

でも何だか土日にばたばたしているうちに買いそびれました。ボーナスがあんまり期待できないこともあるし、教育費や住宅修繕費などの待ったのきかない出費が控えているので、パソコン関係のお金はもう出せない。考えてみれば半年前に新しいパソコン(エンデバーだ)を買ったばかりなのに、またパソコン関係に出費するのは倹約主婦として許せない。パソコン費は年収の数パーセントが適正だ。

確かにデジカメがあれば、日々のちょっとしたひとこまを記録に残して楽しむには便利だ。でも我が家には一眼レフとコンパクトカメラがちゃんとあるし、スキャナだっていつでも使えるのだ。フィルム代と現像代、それに即時性の面でデジカメにかなわないが、無くても済んでいたのだからもうしばらく無くてもいいか。こんなふうに考えるから景気がなかなか良くならないのかな。

欲しいものとお財布に余裕のある人は、どんどん買うなり、使うなりして景気をよくして下さい(^_^) 我が家は当分の間、貢献できそうもありません。

クイックHTML ホットドッグプロ
クイックHTMLリファレンス
ロバート・ミューレン著
プレンティスホール出版
ホットドッグプロ
恒陽社
て、前話でも書いた「かながわWebコンテスト」の佳作入賞の賞品が届きました。ホットドッグプロ V4.0という、HTML作成ソフト(定価19,800円)です。、クイックHTMLリファレンスというHTMLタグの解説本(1,300円)が付いていました。Webコンテストの賞品としてはちょっと不似合い(だって応募する人はすでにHTMLファイルを作れる人なんだから)だけど、まあ賞を頂けたということでありがたいことです。

ちなみにママはHTML作成にDanaという普通のテキストエディタのHTMLモードを使っています。このエディタは使いやすい、と思っています。タグの挿入も簡単だし、タグには色が付くし、ブラウザ起動もできるし、スペルチェックもあるし(あんまり使わないけど)、とほぼ満足しています。日々の日記書きにもDanaを使ってます。世の中には日記書き専用のソフトもあるようだけどテキストエディタが一番。

でも折角貰ったのだし、もしかしたらとっても便利な機能があるかもしれないと考え、ホットドッグプロを試してみました。結論は「ママには使いこなせない」です。色々な機能があるようなのですが、操作性が今ひとつママの感覚と合いません。またウィンドウが沢山でてくるのも好きではないのです。一番の理由は日本語が直接入力できないことでした。日本語を入力しようとすると小さなウィンドウがでてきて、そこで変換してからでないと入らないのです。あとで添付のReadme.txtを見たら日本語インライン入力はできないと書いてあり、昔のマックの日本語対応ソフトを懐かしく思い出しました。それから、起動するときのマスコット犬のアニメもちょっと不気味な感じ(米国では受けるのかな?)です。これは本当に好きずきでしょうね。

HTMLタグ辞典
HTMLタグ辞典
アンク著
翔泳社
と、いう訳で使用時間約30分で使わないことにして、アンインストールしてしまいました。おまけに付いていたHTML解説本もママには今一でした。ママは以前からHTMLタグ辞典(アンク著、1,500円)を使っていますが、こちらはカラーで解説も多くページ数も2倍位あります。コストパフォーマンスがよく、このカラー版がでる前の版からの愛好者です。

賞品として頂いておきながら批評ばかりで申し訳けないのですが、これはママのつたない技量やパソコン環境での話しなので、他の人はどうかわかりません。きっと上手に使いこなしている方もいらっしゃると思います。そこで、これを奮闘記を読んで頂いている方にプレゼントしようと考えました。しかし、インストール時の使用許諾確認に、第三者への譲渡禁止とありました。これってどこまで有効なのだろう。本人が使えなかったのだから譲ってもよさそうだけど。

パソコンに限らず、道具として使うものは Simple is best. なのだ。文書を作るならテキストエディタが一番。起動も早いし、操作も軽快だ。メールでそのまま送れるし、誰のパソコンでも見られる。

の夜長、パソコンで遊ぼうと思ってもなかなか時間がとれません。だいたい、夜の時間が長かろうが短かろうが現代人は時計に刻まれた生活しているのだから関係ないのだ。電灯や時計の普及していなかった時代には太陽の動きが生活時間を決めていて、秋の夜長も意味があったろうけど。しかし、100年ちょっと前迄はそういう時代だったというのは信じがたい。

あと2ヶ月弱で2000年になります。Y2K問題に備えて、少しは備蓄をしようかと考えています。政府も問題無いと言ったかと思うと、ある程度各自で備えたほうがいいとか、いい加減な事ばかり。政府に頼ろうなんて思ってないけどもう少しなんとかならないのか。近々、備えについて書こうかと思ってます。

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M.Nakamura Nov. 3,'99