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2008.1.6
7.2 PSPハードウェア編

1. ブロック図

ブロック図を書くほどのこともありませんが、以下のような構成になっています。

Pentomino Solver on PIC ブロック図
ブロック図

2. 回路図

回路図はなくてもよいくらいシンプル。配線するときにピン番号を確認するために一応作成。拡大図はコレ

Pentomino Solver on PIC 回路図
回路図

マトリックスLEDはダイナミック点灯する。赤10列+緑1列で計11列を順次点灯させ、人の目の残像現象により面で光っているように見せる。ソフト編のところで説明しますが、1面あたり約55Hzで表示している。商用電源の50Hz, 60Hzの間であり、人の目には点滅しているようには見えない(人によってはチラチラするかも)。表示中にLEDを振ると点滅していることがわかる。

LEDの輝度を上げるためにもう少し電流を流したかったが、PICの出力ピンから取れる電流は最大25mAなので、LEDセル1個当たり5mAとなるように電流制限抵抗を決めた。それでも同時に5個までしか点灯できない。ペントミノの I ピースが縦になったとき5個同時に点灯する。また、メッセージ出力などでも5個点灯することがある。緑色のプログレスバーは、最大7個点灯するので定格をオーバするが、一瞬なのでよしとする。

3. 主要部品

5x7 2色マトリックスLEDと、PIC16F873Aです。

5x7 2色マトリックスLED PIC16F873A
5x7 2色マトリックスLED PIC16F873A

4. 組み立て

ユニバーサル基板をケースに収まるようにカットした後、PICソケット、パスコン、電解コン、セラロック、LED電流制限抵抗などを順次搭載。パスコンとSW用プルアップ抵抗はPICソケットの中に実装。

メイン基板の上に置いてある小さな基板はマトリックスLED用のゲタ。基板に直に挿すとLEDの表示面が低くなってしまうので高さを稼ぐため。

右下の写真は、マトリックスLEDを搭載したようす。右にある小さなサブ基板は電源スイッチ用の小型スライドスイッチと、動作を切り替えるためのタクトスイッチ。

ソケット、抵抗などを実装 電源SWとタクトSWはサブ基板へ
ソケット、抵抗などを実装 電源SWとタクトSWはサブ基板へ

左下はゲタを履かせたマトリックスLEDの様子。右下はSWを載せたサブ基板の様子。エポキシ接着剤とリード線で貼り付けた。

ゲタを履かせたマトリックスLED 電源SWとタクトSWのサブ基板
ゲタを履かせたマトリックスLED 電源SWとタクトSWのサブ基板

裏面の配線は、こんな感じでゴチャゴチャしています。右下はケースと単5電池ホルダですが、基板やLEDに比べると結構大きい。全体の大きさの2/3位が電池。

裏面の配線の様子 アクリルケース、単5電池ホルダ
裏面の配線の様子 アクリルケース、単5電池ホルダ

アクリルケースに入れたところ。基板、電池ホルダは両面テープでケース内に取り付けた。

Pentomino Solver on PIC アクリルケース(正面) Pentomino Solver on PIC  アクリルケース(側面)
アクリルケース(正面) アクリルケース(側面)

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