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128   梅雨の合間に思うこと (2007.6.17)

ようやく梅雨入りしたと思ったら、翌日から梅雨明けのような快晴で真夏の天気。暑い季節になった。前話の最後に書いた蚊に効く氷殺ジェットという、虫を凍死させる殺虫剤が近所で中々見つからずネット通販で買おうかとも思っていた。ところが、子供の野球の遠征先でおやつ購入のために入ったドラッグストアで偶然入手できた。「匍う虫用」と「飛ぶ虫用」があるが、飛ぶ虫用をゲット。

早速試してみると無臭ではなくエアコンの匂いがする。実際に使ってみると、、、飛ぶ虫にジェットを当てるのがとても難しいのだ。普通の殺虫スプレィよりも吹き出し角度が狭くて私の運動神経では小さな飛躍する虫に狙い撃ちは不可だった。アイデア倒れは以前に買った虫取り棒にも当てはまる。これは虫を誘導する薬剤が付いた粘着棒で虫を捕まえるオシャレなはえ取り紙だが、棒同士が付いて役に立たなかった。

なるべく人に関わらずに地味に目立たないように生きていきたいと思っているが、人生はままならない。子供が3人もいれば学校や地域の関係で何だかの役員を仰せつかる。今年は「子供会の世話役」、「小学校の図書ボランティアの事務局」、「高校のクラス役員」と「部活の保護者会まとめ係」をやっている。パソコン使って連絡網や回覧を作るのは苦にならないから良いけど、気が付くと毎年こんな調子です。パソコンが生活を便利にしてくれることを実感したくて10年前に始めたママのパソコン奮闘記の精神は生活の中に脈々と生きているのだ。

静かに暮らしたいと言いながら、子供達がずっとお世話になっている少年野球チームが千葉マリンスタジアムでの準決勝に出場が決まり、「横断幕」の作成を思いつく。世の中には私以外にも酔狂な人は存在し「横断幕 作り方」で検索したら、ちゃんとヒットし、布の選び方、デザインのコツなど親切に記載してある。最初はシーツにマジックインクで書けばできあがりと思っていたが、だんだんアイデアが湧きまくり、チームカラーの布を購入し、パソコンで文字の型紙を作りフェルトでアップリケすることにした。

私はミシンは苦手なのでチームのお母様達のご協力を得て作成作業に入った。厚い生地にハトメを打つのに難儀して再びググったら「ハトメの打ち方」のサイトが存在した。ネットは悪い面が報道されることが多いが、人類の英知が詰まった互助の世界だ(大袈裟か)。チームの協力で1週間で作った4メートルの横断幕を持って試合の応援に出かけた。お陰様で準優勝(^o^)

製作に協力してくれたお母様達には感謝です。私の思いつきの作成に巻き込まれ、日常生活を乱されながらも愚痴も言わずに面白がって手伝ってくださりありがとう。日頃の私の暴走ぶりに呆れながらもお手伝いしてくれたのかも・・。一人じゃ出来ないことを母連合で協力すれば何かが出来ると思うと嬉しいのですが。千葉の応援の帰りに旦那は秋葉に寄っていろんな電子部品を仕入れてほくほくしてました。

何か形ある物を作るのは楽しい(^o^) 旦那が常に製作意欲を刺激されて何か作らずにいられない気持ちが多少は理解できた。チームの出場をきっかけに一眼レフデジカメを購入された人がいて、旦那も物欲を刺激されるかと思ったが、今はカメラ病は少し落ち着いて「一眼レフよりも旋盤が欲しい」そうです。危ない。

千葉マリンスタジアム

パート先のパソコンも新しくなった。量販店ではXPパソコンはほとんど無くVistaばかりなのでネットで購入。本体よりもソフトが高く付いたと愚痴ってた。セットアップは購入した人にお任せした。私は単なるパートのおばちゃんでパソコンの設定など判りません。自宅のパソコンの管理やメンテは全て旦那がやっているので、住み込みSEのいる暮らしにすっかり慣れっこで、ソフトのインストールなんぞはできません(ということになっている)。頑張ってセットアップしてくれるのを私はお願いモードで見てただけです。

それでも自分に必要なFTP環境の設定とかは地道にやってみた。おっかなびっくりだったが門前の小僧で何とかできた。メール環境の引っ越しも親切なサイトを検索で見つけてクリア。お仕事でお金貰って新しい事にチャレンジできてラッキー!! 新しいパソコンは親切ぶってやたらに喋るし、色もきらびやかでオモチャみたい。WordやExcelも新しくなったので色々試したいが、この時期は一番忙しいときなので暇がなくて時間内に必要な仕事をこなすのに精一杯。パソコンの性能が向上した分、楽になるかなと思ったが、その分できる仕事が増えて大変になった。

静かに暮らしたいと口では言いながら、色んな事に巻き込まれてバタバタして年取っていくだけかな? 毎年子供達の学年は上がるけど母としての進歩は停滞中。子育てバタバタモードから、のんびりモードにある日シフトされるのか? 後になってあの頃は充実して幸せたっだ日々と思い返せるように精一杯生きてみます。

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