イスタンブル ボスポラスクルーズ
黒海を見てみたいのと、コンスタンティノープルの時代に航行した人達の感覚を少しでも感じてみたくてクルーズ船に乗ってみた。
当初、明日に予定していたボスポラスクルーズだが、天気予報をみると明日は天気が悪そうなので本日決行。トラムに乗って金角湾入口の船着場まで。クルーズチケットにはすでに列ができていた。一人25TL(往復)、片道90分の船旅。
出港まで時間があったので、となりにあるエジプシャンバザールを再訪(前夜、19:30時頃にきたら結構クローズしていた)。前夜と違いすべてのお店が開いていて活気がある。トイレ用の1TLの小銭を用意しておくために目玉のお守りのキーホルダーを購入。
船着場に戻ると、船はすでに入港しておりお客が乗り込んでいる。定刻になると汽笛もなく静かに岸壁を離れ、出発。金角湾からでてボスポラス海峡に入ると、一昨日に入ったドルマバフチェ宮殿が見える。海の間近に水面とほぼ同じ高さに建っている。ボスポラスは汐の満ち干きはないのか?
 出航、ガラタ橋とガラタ塔が見える
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 巨大なビルのような客船が入港中
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 ドルマバフチェ宮殿
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 ボスポラス大橋
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ボスポラス大橋をくぐり抜け、しばらくすると海峡にかかる2つめ目の橋、メフメット大橋が見えてくる。この手前、海峡の一番狭い場所に立つ要塞、ルメリ・ヒサリが睨みをきかす。15世紀に4ヶ月で建てられ、海峡を行き交う船を大砲で狙ったらしい(コンスタンティノープルの陥落からの知識)。後日、陸路で要塞まで向かい塔に登ってみた。
 ルメリ・ヒサリ(ヨーロッパサイドにある要塞)
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 メフメット大橋(向こう側がアジアサイド)
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アジア側の最初の停泊地でヨーグルト売りが乗ってきたので、試しに購入。自宅で作っているヨーグルトとほとんど同じだ。まあ、牛乳でつくればみんな同じ感じか。
メフメット大橋を過ぎると目印になるものがないので、持参したNexus7のGoogleMapsで現在位置を確認する。
 ヨーグルト
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 GoogleMapで位置を確認
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12時過ぎに目的地のアナドル・カヴァウに到着。帰りの出港は15:00なので約3時間の滞在。まだお腹が空かないので山の上にある城跡(要塞跡)を目指す。登れば黒海が望めるはず。かなりの坂道で、天気もよく暑くなってきた。ここにも大きな犬が沢山いた。観光客と一緒に登ったり、昼寝をしたりとフリーダム。山頂にも3匹いた。約15分くらいで到着。
 乗船チケット(往路分の角が切り取られている)
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 乗ってきた船
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天候に恵まれ、丘の上から望む海峡と黒海の風景は素晴らしい。海峡の海は青いが黒海側は濃い青で、黒に見えなくもない。深度の違いで色が違うのか。
 船から見た丘の上のYoros Castle跡
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 城跡まで登った.城門に立っていた2つの塔
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 ボスポラス海峡の端、向こうは黒海
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 ボスポラス海峡(来た方を振り返る)
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船着場の近くまで戻り、昼食。イカリングとムール貝の串揚げ。おじさんと息子?が二人でやっている小さな店。揚げ油はひまわり油だった。
出港まで時間があったのでアイスクリームを嘗めながら近所の公園で休憩。帰りの船では昼寝をしてあっという間に到着。今日は登山以外ほとんど歩いていないし、休憩も十分なので、新市街の方に足を伸ばしてみる。
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