イスタンブル バザール色々
アラスタバザール
初日にブリーモスクを見学して、次はどうしようかと話していたらトルコ人の青年が話しかけてきた。日本語がうまい。怪しい客引きかとちょっと警戒したが、話しているうちにそうではないことがわかってきた。仕事で日本に何度も行っていて、三ヶ日に彼女がいるそうだ。彼女が日本人だから日本語が上手なのかと茶化したら、そうではなく仕事のためだと。
グランドバザールは偽物や客引きが多いので見るだけにして買わないほうがよいとか(本当かどうかは分からない)、近所で食事するにはこのあたりがよいとか、ナインティナイン岡村の旅猿(見たことない)のロケが行われたという見晴らしのよいテラスレストラン近くまで案内してくれた。フォーシーズンホテルは元刑務所で、昔は金のない人が泊まっていたが、今は金持ちが泊まっているというジョークを教えてくれた。
教えてくれた良心的だというアラスラバザールを散歩。午前中で空いているが、客引きもほとんどなくゆっくり見られた。絨毯屋につかまり、300ドルという小さなトルコ絨毯(手織り)を買えと勧められるが、断って退散。
 昔刑務所だったフォーシーズンホテル
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 アラスタバザール(昼前なので空いている)
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もう1軒、青年から勧められた店に行くと日本人の女性がいた。見るだけでよいとのことで、トルコの初チャイをご馳走頂き、いろいろと話を伺う。イスタンブルだけで1週間の滞在は少し長いかもと言われるが、楽しめる自信はあるのだ。
グランドバザール、エジプシャンバザール
行く前に絨毯だけは買うなと強く言われていた。本当は欲しいのよ。日本人と見ると絨毯を買わないかと話は仕掛けてくるトルコ人達。どんだけ日本人はカモなのかな? 物は試しに何枚か見せて貰うと確かに素晴らしい。
日本には無い品揃えでつい欲しくなってくるが、相手は絶対に金額を言わない。いくらかと聞くと買う気があると思われて益々しつこい。散々やり取りして買う気がないと帰ると悪い事したみたいな気になる。美術品の様な高価な絨毯は我が家のライフスタイルに必要はない。何時かお金持ちになる日までトルコに預かって貰っていることにする。ウィンドウ越しに煌びやかな絨毯を見るとそっと触りたいけどガマン。
 絨毯屋を覗き込む
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 絵柄が綺麗な陶器
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旦那はトルコランプが気に入ってお買い上げ。絨毯は買うなと言いながら自分だけずるい。スーツケースの真ん中に大事に収めて持ち帰り。帰国して得意の電気工作で日本仕様に改造してた。
 グランドバザール内のランプ屋
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 グランドバザール内のオールドバザール入口
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その他にお土産で高額(私達に取ってはでせいぜい数千円)はクッションカバーとパシュミナのスカーフぐらい。他はガラスの目玉とお菓子の類。
 エジプシャンバザール
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 目玉のお守り
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地元の人向け市場・他
旅先でコンビニやスーパーマーケットに行くのが好きだが、旧市街、新市街にはコンビニは無い。買い物は「萬屋」のような店で買う。旧市街は高く、アジアサイドは若干安い。スパーマーケットも無く、市場で買い物が主流。
道を間違え、地元の人向けの市場通りに入った。狭い道の両側に天幕を張っただけの八百屋、魚屋、スパイス屋の露天が並ぶ。下着屋もあった。観光客はまったくいない。野菜は1kg、1〜2TL(トルコリラ:1TL=55円位)で安い。キャベツは一玉 2TLで日本と大差ないが、イチゴは1kgで2TLと格安。日本のイチゴが高すぎ。
歩いているとどこからきたか聞かれ、日本だとわかると隣近所の露天で少し盛り上がる。写真を撮れと勧められ、ポーズをとってくれる。
 地元の市場
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 地元市場の魚屋
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アジアサイドで電車に乗っているときに「カルフール」、「イケヤ」を見かけたが、時間がなくて寄らなかった。
ボスポラス大橋を渡るメトロブスというバスルートがあるシシリ・メジディエキョイ駅で降りると、大きなショッピングセンターがあるというので覗いてみた。入り口にX線と金属探知機のセキュリティゲートがある。中は日本のララポートみたいな感じで専門店が多数。1階にあったホームセンターが面白かった。
 大きなショッピングセンター
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 ショッピングセンター内部
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