電気スタンド修理 (2008.11)
(2008.12.7掲載)電気スタンドの電源コードの根本の被覆が割れて、ショート寸前になっていた。シュレッダ修理のときと同じだ。
コードを切って繋ぎ直すという簡単な修理。コードブッシングを再利用するために穴をあけるのに手間取ったが。
相変わらず、せこいDIYだ。
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切れかかったコード
電源コードのコードブッシングのところでコードの被覆が切れかかってしまいショート寸前。
寝床で使っているのでよく動かすのも一因だと思うが、コードブッシングの素材が堅すぎなのが原因ではないか。柔軟性がないので、コードに力がかかるとブッシングが曲がらず、コードが根本で曲がってしまう。ブッシングの役割を果たしていない。
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スタンド分解
裏面のネジを外し、開けてみた。インバータ式なので電子回路が見える。部品の取り付け方がかなり雑。真っ直ぐになってなくて、あっちこっち向いている。
おもりが入っていたのが少し驚き。確かにプラスティックの筐体では軽くて倒れる。
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ブッシング
ブッシングを再利用するためにブッシングの片側でコードを切断し、反対側からコードの芯線を引き抜く。
その後、芯線のあった部分の穴をドリルの刃でぐりぐりと広げる。電動ドライバ用に根本が6角柱になっている刃を使って手で廻した。
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貫通
φ2.5のドリル刃と、φ3.5のドリル刃を使いなんとか貫通。押し込むときは刃を廻し、引き抜くときは廻さずに一気に引き抜くことで、プラスティックを削る。
この作業が一番大変だった。
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コードを通す
貫通したブッシングにコードを通す。
なかなか通らないので、コード先端のビニールを鉛筆を削るように少し斜めにした。
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基板に配線
写真はもともと付いていたコードを取り外したところ。
ここにブッシングに通し直したコードをハンダ付け。その前に、コード引っ張られたときに、力が直接ここいかからないように、ブッシングの内側でコードに結び目を作っておく。
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修理完了
分解と逆の手順で組み立てて修理完了。コードが10センチほど短くなった。
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