アジアテレビ賞最優秀作品に『ビューティフルライフ』

『ビューティフルライフ　シナリオ』
（北川悦吏子・著、2000年、角川書店刊）

　シンガポールで開催されているアジアテレビ賞において、シリーズドラマ部門の最優秀作品に、日本のドラマ『ビューティフルライフ』(2000年、TBS)が選出されました。

　この賞は、アジア諸国で放送された優れたテレビ番組と出演者に対し贈られる賞で、放送やケーブルテレビなどを主に扱うエンターテインメント誌「テレビジョンアジア」を中心に運営されているもの。今回は各部門合わせて13カ国から1100作品のエントリーがあったといいます。

　昨年放送された『ビューティフルライフ』に対してはすでに国内で放送文化基金賞（本賞、男優演技賞・木村拓哉、女優演技賞・常盤貴子、脚本賞・北川悦吏子）、向田邦子賞（北川悦吏子）、橋田賞（北川悦吏子）など数々の放送賞が贈られており、今回のアジアテレビ賞で海外での栄誉が加わったことになる。
　なお、今回のアジアテレビ賞ではこのほか、ドラマ『夫の宿題』（MBS、1999/12放送)に主演した竹下景子に対して主演女優賞が贈られました。

【作者注】
このニュースは今回、『朝日新聞』が報道したことを契機に情報をキャッチしたとして掲載しましたが、すでに昨年（2000年）12月13日に日刊スポーツが既報ずみのようです。(2001.01.28)

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