8/25(火) | 入院。第2外科病棟、666号室。不吉、いやガッツが湧く数字だ。 |
8/26(水) | 鎖骨の下にある中心静脈(体の中で一番太い静脈)にカテーテル(体腔または胃・腸・膀胱などにたまった液体の排出や、薬品などの注入に用いる管。大辞林より)を挿入する。消化管の中をきれいにするため、手術の前後までは食事を取れない。そのために、必要な栄養等一切を点滴に頼る方法である。この日は取りあえずカテーテル挿入のみ。 レントゲン、呼吸機能、心電図の検査もする。 |
8/27(木) | 栄養点滴開始。病院の風呂に入る。暗い、寒い…。午後、バリウム検査。 |
8/28(金) | 脂肪点滴をする。カロリーの確保用らしい。 |
8/29(土) | ちゃんと風呂に入りたくて外泊許可もらう。キーちゃんは社員研修でいない。上京している父親のみ在宅。 |
8/30(日) | 夜に病院に戻る。 |
8/31(月) | CTスキャン。腕の静脈から入れた造影剤が漏れる。かなり痛い。 |
9/1(火) | 2度目の内視鏡。前よりは少し慣れたがやはり苦しい。 |
9/2(水) | 剃毛。つまりあそこの毛を剃る。男はこの事態に直面すると様々な憶測を巡らすらしいが、ちっとも心配なし。ただちょっとヒリヒリする。それと何よりも、グロテスクだ。かつみっともない。そして、剃ったあとは、恥ずかしい。 |
9/3(木) | 血管造影。大量の造影剤を注入して内臓の様子を見る方法。これ、手術の際と同じように「念書」を書かせられる。たまに不具合が起こるかららしい。 これも中心静脈栄養法と同じく、太い静脈から入れる。今回は内股の静脈。造影剤が入って来た途端にかなりの違和感。熱い。ひどい疲労感。病室に戻ってベッドにへたり込む。 |