==== 1999年1月のお話し ====



 本来は、パソコンユーザの憂鬱のコーナーで述べるべきものですが、あそこは暫く拡充しそうもないので、こちらで紹介してしまうことにします。
 平成11年1月11日!に、以前から混迷のWindowsマシンを購入いたしました。
 TOSHIBA DynaBook SS PORTEGE 3010 です。
 税別で本体価格198,000円也。他に、CD-ROMドライブやミニI/Oアダプタも購入しましたけれども。
 仕事では、いわゆるIBM PC互換機は、随分と前から使用していまして、MS-Windowsパソコンも日常的に使用していたのですが、マック使いの私としては、私用の家マシンは、ここ何年もの間、ずっと林檎色だったのです。あっ、例外的に、MS-Windows Ver.3.0(3.1ではない!)が動くパソコンがあって、それを使用していなくもなかったけど、まあ実用的に論外ですな。
 でも、まあ、世間の波にそう抗ってばかりもできません。ちょっと見てみたいソフトやドキュメントやCD-ROMが、愛機のマックではどうしようもないことがしばしば。それを指をくわえて横目で眺めているだけでは、こりゃいかんと。
 で、思い起こして、購入を鑑みていたのですが、あな悲しや、所帯を持ってしまった身としては、自由になるお金もなく、マシンを設置する室内の場所もままならず、様々な計画を立案しなければならなくなったわけであります。今までの少ない自己決算できる資金と乏しいお小遣いを貯めまして本体購入価格20万円以下に、また、省スペース性と携帯性を重視しましてノートPCを前提に、ターゲットを絞って。
 中古品を探そうか、アウトレット品を狙うか、いろいろと検討した結果、最後に残ったもうひとつの候補である SONY PCG-C1とに競り合いの末、ディスコンぎりぎりで値段が暴落した、冒頭のSS3010が当確になったわけです。

 以下、本機の部分写真をば。

東芝のロゴが光る なにしろ薄くて軽い Windows98かあ
東芝のロゴが光る なにしろ薄くて軽い Windows98かあ
デスクトップはこんな感じ 認定証のシールもあります 4つのLEDが光る
デスクトップはこんな感じ 認定証のシールもあります 4つのLEDが光る
キータッチは広くていいよ クリックは慣れないとだめ USBもIrDAもついてる
キータッチは広くていいよ クリックは慣れないとだめ USBもIrDAもついてる

 使用してみての感想をざっと述べますと・・・

 長所)やっぱり、スリムで軽量なのはいいなあ。かっこいいなあ。設置場所もいらないし、どこでも持ち歩けるし。寝床で寝転がりながら、パチパチできるのはノートの利点かな。ノートでもキーボードは打ちやすい方かな。ディスコンぎりぎりだったから、本体を20万円きって購入できたし。HD容量も4.3GBあるし。とりあえずメモリも64MBだし。TFT液晶だと見やすくていいなあ。また、意外とこの付属の音声認識ツールキットが面白く使えるんだよな。PCスロットがふたつあるのは安心だよな。56Kbpsのモデムカードもはじめから付いてるし。いろいろ見ると、Windows98って細かなところで、Windows95よりも改善されているなあ。

 短所)なんでこんなにバッテリが保たないんだ。実質1時間ちょっとじゃないか。本体がスリムで軽量なのはいいけど、外付けのCD-ROMドライブやらFDドライブをつけたら占有スペースが結局必要なんだよな。それにやっぱりポインタデバイスはマウスが一番だ。長時間使っていると、キーボードも扱いにくいなあ。TFTでも液晶だと、画像の画質なんか見られないなあ。HDは4.3GBあったけど、いろいろ入れたらもう空きが2GB以下になっちゃった。やっぱり拡張性がないなあ。高いけどSCSIカードを買うかな。Windows98って結局のところ、メモリ管理やらWindows95とあまり変わらないなあ。それに、結局、モバイルなんかやってないんだよなあ。

 という感じです。
 まあ、何れにせよ、すぐに時代遅れになってしまうのですよね、この世界って。ぐすん。

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