==== 1998年3月のお話し ====


 "Titanic was called the ship of dreams. And it was. It really was"
 大ブレイク中の映画「タイタニック」であります。
 遅ればせながら、観に行きました。一言で、とてもよい映画でありました。
 それにしても、いやー、すごいですね。史上最多の11部門で、第70回アカデミー賞を受賞しましたし。監督のジェームズ・キャメロン氏も面目が保てたというものでしょう。あれだけの制作費をかけても、妥協を許さないという彼の姿勢が功を奏したと言うべきでしょう(まあ「トゥルー・ライズ」という大コケした例もありましたが)。
 思い起こしてみれば、キャメロン監督の作品は、「ターミネーター」、「エイリアン2」、「アビス」、「ターミネーター2」、「トゥルー・ライズ」と殆ど観ているのですね、私。
 映画「タイタニック」は、キャメロン氏の従来の作品にあるような持ち味と、従来の作品にはなかった新鮮味が、上手に両立しているように感じられます。前者でいうと、ドラマ後半部分の畳み込むようなシチュエーションと効果(これで終わりかと思うと次のハプニングがさらに起こったりなど)と、後者でいうと、美的ともいえるフォトジェニックなシーンと演出でしょう。それが、時代と舞台と衣装の考証がしっかりとなされた背景で支えられているのですから、文句なしです。
 先月のお話しで、豪華客船を実体験していますので、感情移入もひとしおです。
 主演のふたり、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットも味わいのある演技ですね。オスカーの候補にもならなかったのは、若さ故でしょうか。
 ともあれ、titanicmovieのサイトよりフリーのスクリーンセーバーをダウンロードしたりなんかして、結構とはまっていました。
 最後に、ジャックの言葉から・・・
 "I won my ticket on Titanic in aluckey hand of poker... a very lucky hand."
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 "Promise me that you'll never give up... no matter how hopeless."


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