==== 2000年6月のお話し ====



専用ボックス  1999年5月のお話しでは、当時の気になる市販品のビールの紹介をいたしました。今回もビールのお話であります。

 今年の春先に、キリンビールより、2000年記念特別限定販売ということで、"ラガー ザ セレクション"が発売されました。これは、確か以前に、キリンラガービールの懸賞として催されたプレゼント品と同等もの(若しくはそれに類似するもの)と推定されます。当時、ラガー缶ビールをがぶがぶと飲んでは、しこしこと応募シールを集めて台紙に張って、投函したのを覚えています。結局、選に漏れてしまって、それは悔しい思いをしました。
4本セット  キリンといえば、ラガービール。以前は、瓶ビールといえばラガービールしかありませんでした。小生が子供の時分、傍目で見ていた親父や祖父が飲んでいるビールの姿は、必ずと言っていいほどキリンラガーでしたし、高校生の頃に隠れて飲んでみたビールもキリンラガーだったような気がしますし、大学生の頃、はじめは苦くて勘弁だったのが潤いに変わっていったのもキリンラガーでした。そういう意味からすると、やっぱり愛着があるのですよね。

 そのキリンラガービールの歴史を振り返るべく、明治・大正・昭和・平成の4時代のラガーを再現した限定醸造の中びん(500ml)の4本セット(専用ボックス収納)が、"ラガー ザ セレクション"なんですね。よく行く酒屋さんのうちのひとつの店内でこれを見かけたときは、あっという声と共にすかさずゲットして、家へ保護して持ち帰りました。これは、もう、試さない手はないですね。
 しかしながら、すぐに飲んでしまうのはもったいない。我が子の誕生を見て、それを祝いながら飲んでいこうと決めまして、梅雨の合間のビールが旨いであろう日を選んで栓を抜いたのですね。日替わりで、古い時代順から。
 母乳の関係で量が飲めないかみさんも、喜んで口にしていましたっけ。

キリンラガー明治ラベル(その2) キリンラガー大正ラベル(その2) キリンラガー昭和ラベル(その2) キリンラガー平成ラベル(その2)

 よくよく見ると、ラベルもまた趣深いものがあります。

キリンラガー明治ラベル(その1) キリンラガー大正ラベル(その1) キリンラガー昭和ラベル(その1) キリンラガー平成ラベル(その1)

 いやー、味わいを堪能しましたねえ。しかも、同じラガーといえども、ちゃんと同じラガーでありならが、それぞれに違うのにはびっくりです。
 ・・・もう、ワンセット買っておけばよかった。

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