第126回定例会 不屈の第10回バルジ大会

(1999/12/19)


 本来なら忘年会を以て年の締めくくりとするのですが、バルジ例会無くして年は越せぬとの要望から、急遽菊名に25畳の和室を確保し、総勢22人の参加を得て以下の9タイトルがプレイされました。また年末恒例の会誌PiCARO最新第9号(P94)の5000枚近い完成コピーを、朝一で来場した10人で50冊に製本作業、夕方からは前回の忘年会に参加できなかったメンバーの提案で第2次忘年会に6人で夜9時までと99年を締めるに相応しい慌ただしさでした。
(DG)Battle For The Ardennes第3版
久しぶりに朝から参加された太公捨立謀さんと、長年これの対戦を求めてきたSebTさんの対戦。平地の純白と森林の緑が織りなす色合いが印象的なマップ上で、案の定独軍が難攻を続けていたが、2人とも3年ぶりの第3版対戦で満足されていた。

(国際通信社)バルジ大作戦
國學院大學SG研メンバーで血気盛んなSoGaさんと、会誌のコピーを一手に引き受けて疲労困憊(?)のSatoh副長との対戦。英軍の戦線投入の前に独軍が突破に僥倖を見出していた。

(GMT)TIGERS IN THE MIST
業務多忙で疲労した体に鞭打ちながら、本作プレイしたさに昼過ぎ顔を見せたMiuさんが、当初ソロプレイで研究を始めるも2時近くになって参加したDoBSさんと念願の対戦。17時閉会までの僅かな時間であったがプレイ内容は充実していた様で、また是非プレイしたいと意欲を見せていた。

(AH)ASL:BdF2「パーカーズ・ラスト・スタンド」シナリオ
史実マップを使うシナリオを3人で対戦。文字どおり交差点を挟んでの激闘が繰り返されていた。また今回、時折ASLに参加されていたNakTさんが入会を表明。12月に入って更に2名会員が増えるという驚くべき展開に。

(3W/HJ)チュニジア大突破
「北アフリカのバルジ」と称される作戦/戦術級の傑作である本作を久しぶりにプレイ。今や(GMT)Barbarossaやシシリーの敏腕デザイナーとして知られるvance von Boris氏の手になる北アフリカ物の第1作で、今回は元々雑誌で付いた本来の形であるシナリオ4を対戦。独軍の絶妙な予備活用で、米軍は史実以上に部隊を失い、独軍の進撃は止まるところを知らずといった展開。このシリーズには面白い物が多いので、次は(WG誌39)ヘルファイア・パス辺りで対戦してみたい。

(3W)キロホグラード
いつもはASL常任のNisNさんと、SGシステム探求家YoshKさんとで、伝説的な東部戦線SGである本作が遂にプレイされた。難解なルールに苦しみながらではあったが、師団毎に命令を与えての激しい攻防戦に唸らされていた模様。真っ白なマップの上に真っ赤な赤軍駒と灰色の独軍駒が綺麗に戦線を張って、見るからに冬らしいゲーム展開であった。1回だけでお蔵入りするには惜しいSGなので再戦が約されていた。

(AH)Advanced Third Reich
8月以来の第三帝国ブームだが、終息の気配一向になく、(TERRAN)Legendの向うを張った超第三帝国(プロット保存)キャンペーンに向けて今回はYaTさんに対するシステム教授の意味を込めた3人プレイ。

(TERRAN)The Legend Beginsキャンペーン第6回(42.Jan1-Feb2)
7月以来延々と続く奇跡のプロット続行キャンペーン。メルサ・マトルーからカッタラ凹地まで1ヘクスの隙間も無く埋め尽くす英軍陣地に、独軍攻めあぐねる。逆に兵力の余剰が出来た英軍が海岸道沿いに無理攻めするも大損害を出して、再び殻に閉じこもるといった展開であった。この様子だとキャンペーンの勝利(お互い敵側盤端への突破)はどちらも満たせない可能性大か!?。

(AD)エスコート・フリート
根強い人気を誇るレッドサン・シリーズの海軍モジュール単品プレイ。独海軍がマラッカ海峡を抜けて突入、3ターン(実質18ターン)終了までに、日本軍海上連絡線ほぼ壊滅。


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