第10回忘年例会

(1999/12/11)


 当日は22人もの参加を得て、以下のSGを通して夕方5時まで例会を行ない、その後、夜9時まで総勢19人でYSGA忘年会としました。今回は示し合せた訳でもないのに何故かノルマンディー物が4つも並び、時ならぬD-DAY例会となりました。
(GMT)June 6
GMT GamesのGene Billingsley社長から、自社SG全てについて和訳ルールのホームページ掲載(無料流布)許可を戴いたので、それを記念しての(?)対戦。今回は当作初プレイ同士だったので、訳者の助言を仰ぎながらの1ターンプレイ(チットシステムなのでキャンペーンでも13ターン。時間がかかるのだ)。前作の北アフリカは冗長な感が否めなかったが、当作は極めて面白く出来上がっていると満足。

(AH)Breakout:Normandy×2
横須賀基地のウィルさんも加わって、同時2セット対戦となった、傑作エリアシステム・ノルマンディー。 一方では独軍が連合軍を封じ込め、ウィルさん達の方は、連合軍が中央突破を果たす展開となっていた。

(EP)D-DAY
普段は戦略級や独製ゲームを手掛けるYaTさんが、InaBさんの手ほどきを受けつつ、6ターンまでプレイした。独軍を担当したInaBさんはいつもの陣地構築戦術で連合軍の進撃を食い止めつつ、反撃の機会を伺っていた模様。

(EP)日露戦争
ボードを広げるスペースが無いように感じたYaGさんが話だけして帰ろうとするのを引止め、SugMさんと対戦。しかし殆ど日露戦争初プレイのSugMさんは日本軍をもってゲームを通じて2回しか攻撃せず、ロシアの優勢は崩せなかった。

(国際通信社)ゲティスバーグ会戦×2
常に波瀾万丈、プレイヤーの気が休まることのないコマンド誌29号付録の南北戦争SG。今回も同時に2セット対戦され、KobRさん・Satoh副長戦では7月2日第2ターンまでプレイされ、カルプスヒル方面で南軍が突出しているものの北軍が分厚い戦線でそれを支えていた。UeMさん・会長戦では7月2日第8ターンまでプレイされ、あれもこれもと欲張った南軍の散漫な兵力投入で逆に北軍に翼端から巻き返されそうになっていた。
発売当初は無謀な砲兵突出や町立て篭り策でイイ気になっていたが、対戦を重ねるに連れて順当な正攻法こそが勝利への鍵だと認識されてきた。これぞシミュレーションの醍醐味か。

(国際通信社)第1次中東戦争
不思議と例会で息の長い人気を誇る、ハム族対セム族因縁の戦いを描いた本作。はたから観ても展開は分かりにくいが、システムに慣れるとえも言われぬ奥深さがあるとの事。今回はファランクスの老練なお二人が前回に引続き対戦され「ソロプレイじゃこのゲームの面白味は分からない」と教えていただいた。

(樽井)英国海軍「大西洋」
製造責任放棄と評判の悪い本作(ルールの書き方が支離滅裂なのが最大の難)であるが、超海軍愛好家の2人にかかれば、極めて面白い展開になるらしく、伊海軍がらみの地中海が大盛り上がりのまま42年夏までプレイされた。

(SPI)パットン第3軍
新たな対戦者を招いての、恒例のパットン対戦。6ターンまでプレイされ、連合軍が突破を果たしていた模様。今回新たに参加したHigchさんとは東部戦線SG(WHITE DEATH(GDW)やBITTER END(HJ))の話で意気投合し、早速入会を決められ、次は2月12日に参加できるので(HJ)BITTER ENDの対戦約束を取り付けておられた。

(TAC付)コルスン包囲戦
最近ずっとPGGシステムにはまっているEndoさんとSonnyさんとの対戦。今回は赤軍に圧倒されて独軍が投了していた。

(AH)Hannibal
Breakout:Normandyを終え、寸時を活かして教授プレイ。

(翔SS)ヒトラー帝国の盛衰
こちらも戦略級に目の無い2人にSugMさんが教授プレイ。


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