例会報告

(1998/10/11)


 今年は横浜の当たり年で、高校野球は横浜高校、プロ野球は横浜ベイスターズと続いたのを記念し”浜(ハマ)に上陸”として、映画「プライベート・ライアン」に合せて、時ならぬノルマンディー例会となりました。人数的にはやや少なめで14人でした。


(AH)ASL(CH4:Steutzpunkt Vierville)4人戦
 映画プライベート・ライアンに衝撃を受けたYSGA・ASL常任委員らが、映画冒頭のオマハ海岸ドッグ・グリーンを描いたこのシナリオをプレイ。
今回はNisNさんの大学時代の友人(いつもはGGG多摩でRPGをプレイされているそうです)NakTさんも加わって米軍3人、独軍1人での対戦。上陸第1波のレンジャー部隊を載せた舟艇1隻に迫撃砲直撃!以後その1隻は沖合を漂流。上陸用舟艇には耐久力が設定されているので、独軍の砲火を物ともせず、浜辺に着いた舟艇は次々と前扉を開けるが、映画と同じくその瞬間に機銃掃射を受けて凄じい損害を出した。命からがら浜辺に飛び出したレンジャーは、地雷を探りつつ慎重に前進。砂浜では士気高揚が適用される為、一度上陸を許せば、その 掃蕩は難しい。そうこうするうちに歩兵116連隊も上陸してきて、逆に独軍押されだす。シャーマン戦車を載せた舟艇は3隻の内、1隻だけが戦車を揚陸できたものの、その活躍の場はなかった。
崖の上に設置された独軍トーチカは中盤まで猛烈な砲火を浴びせつつけていたが、(映画と同じく)狙撃兵によって一瞬沈黙させられ、その間に死角に廻り込んだレンジャーによって破壊された。崖の上に米軍が進出してからは、米軍が優勢となり、終了時には独軍はほぼ掃蕩されていたようだ。それでも米軍分隊の半分が除去されるという流血ぶりだった。
 せっかく上陸ルールも憶えたのだから次回の例会で再び、今度は立場を入れ替えてプレイする事に決定した。

(AH)Breakout:Normandy
独軍担当のSebTさんは事前に3度ソロプレイして必勝を期していたが、不確定要素の大きいこのゲームのこと、研究の甲斐なく米軍の積極攻勢によって最終ターンに独軍敗北が確定した。当SG一押しSebTさんだけじゃなく、今回連合軍を担当したKonDさんも「一度プレイしたらハマるゲームだ」との絶賛ぶり。AH社消滅で、当SGが手に入れられないのが残念無念。

(EP)D-DAY
映画プライベート・ライアンを観て、輪をかけて慎重になったYSGAきっての連合軍プレイヤー大林さんは、独軍の嵐ターンを見越しての早期大反撃を防ぎきったものの、カーンから転用されたSS12HJ装甲師にいきなりカランタンを奇襲(独軍Miuさんの絶妙な隠蔽移動に眩惑された大林さんは、カランタンが攻撃されるまでHJ装甲師はカーンにスタックしていると思い込んでいた)され、オマハとユタの連絡を断たれた。しかし面白い所で、熱烈な横浜ベイスターズファンのMiuさんが夕方からの横浜スタジアムでの試合に行かなければならなかったので途中終了。

(GMT)ワーテルロー「キャトル・ブラ」
前回、仏軍が騎兵突出、歩兵逐次投入の愚を犯して敗退したのを見たDoBSさんが「自分が仏軍をやれば勝てる方策がある」として立場を入れ替えての再戦。今回連合軍を担当したIdioten は、前回の失敗から何一つ学ぶ事なく、仏軍の囮に喰いついて貴重な初期戦力たる5〜6戦力歩兵をむざむざと包囲殲滅させられた。その後も仏軍が、増援で現われる11〜14戦力の歩兵の到着を待って固い戦線を維持したまま平押ししてくるのに対し、連合軍は小手先の包囲戦術(延翼活動)にこだわって右に左に兵力を派遣して、逆に中央部の弱体化を招き、そこを突か れて、まさかのキャトル・ブラ陥落を許してしまった。

(AH)百日戦争
ナポレオン、ブリュッセル進撃なる。

(GJ53)戊辰戦争
北陸で土方歳三対伊東甲子太郎による宿命の対決!
一度は土方負傷するも、傷癒えて戦線復帰した土方によって伊東遂に斬られる。GJ最新号によるエラッタ、追加を導入したものの、やはり官軍は綿密な作戦研究が必要とのこと。

(GJ54)フランス電撃戦
3人でプレイされ、好評だった。

(AH)Hannibal
スキピオを倒したハンニバル、ローマ決戦にて戦死。


トップへ戻る 例会報告へ戻る 前の例会報告へ 次の例会報告へ