例会報告

(1998/07/12)


当日は、國學院大學SG研究会の会長さんと後輩の方の参加を得て、総勢16人で以下の8タイトル11戦が行なわれました。

(ツクダ)戦国の一番長い日
季刊タクテクス第1号掲載の大改訂ルールを採用してのキャンペーン7ターンまで。第1ターンにまさかの佐竹参戦で小山評定の東軍一斉に常陸に乱入。佐竹家は一歩も野に出る事無くそれぞれの城に篭って固守。唯一水戸城だけは城耐久度2にまで下がりながら終了まで持ち堪える。最上軍によって米沢城落城するも上杉勢奪回。
別動隊の直江は途中城を陥としつつ一手で宇都宮城にまで迫り、東軍を牽制。伊達は第2ターンに早くも和睦。一方、大阪から全軍を集めて2ターンに渡る強襲で伏見城を陥した西軍主力は続けて長島城、清洲城を陥とし、裏切れないように岐阜、清洲、大垣の堅城に小早川、毛利秀元らを篭城させ、岐阜から進出させた三法師殿こと織田秀信に三河の刈谷城 を攻め落とさせて、そこに恨み骨髄の吉川元春を篭城、捨て駒とするなど西軍ファンのやりたい放題。宇喜多や三成、長曽我部らの主戦部隊は関ケ原、伊勢路入口の山地に防御配置して、前面の川に島左近、大谷、島津らの戦巧者を張りつけて合戦を遅らせ、勝ち逃げ態勢を整える。九州では如水に追われて大友篭城。

(VG)ガルフ・ストライク:9ターンまで
珍しくガルフ好きの2人が念願の対戦。イラン軍がサウジの奥深くまで侵攻。ホルムズ湾入口は機雷で真っ黒。今回は初の対戦で入門シナリオということもあって、次は上級シナリオの対戦に燃えていた。

(国際通信社)フランス電撃戦
史実通りマジノ線には触れずに、アルデンヌ森林を突破する装甲軍団に期待したところ、連合軍には史実の「ディール計画」による移動制限が無いため、即座にセダンなど独軍突破正面を固められ、独軍にっちもさっちもいかなくなる。このゲーム実はマジノ線がもろい様で、マジノ線からの突破が有効という不条理なシミュレーションゲームなのかもという意外な不評振りであった。

(AH)ASL:穀物倉庫キャンペーン第2−3回戦
2回戦目はお互い兵力温存に務める。兵力を集中しての3回戦目も、お互い決定打に欠け、両軍手詰りといった状況で終了。次回はジェルジンスキー工場キャンペーンに燃える2人であった。

(ツクダ)甲斐の虎「川中島」×2
國學院大學SG研のお二人が持参されたゲームで対戦。単純なルールで白熱の戦国合戦がプレイでき、いずこでも人気のようだ。

(国際通信社)ビクトリー・イン・ノルマンディー
國學院大學SG研の会長さんと、最近(3W)トゥ・ザ・ファー・ショアー(ノルマンディー戦の複雑ゲーム)のルールを読んで対戦相手募集中のSebTさんが対戦。お互い始めてのプレイで戸惑うがゲームの面白さは不変。

(AH)ハンニバル×2
「取り敢えずビール」ならぬ「取り敢えずハンニバル」といった感のある当ゲーム。朝のマルチ人数待ちと、夕方来た 顔見せメンバーとで2度対戦されていた。Miuさんのここぞという賽悪が晩飯時まで語られていた。

(EP)戦国大名
本当は(AH)Ad.文明の曙の予定が、夕方にずれ込み、國學院大學SG研のお二人とマルチ目当てで16時に来たDoBSさんも交えてプレイ。ここでもMiuさんの賽悪が発揮されて盛り上がっていた。

 また当日は、余ったスペースを利用して、普段広げる機会の少ない(AH)Here Come the Rebels!以下の南北戦争シリーズ地図全連結や、(CoA)アーミー・オブ・ハートランド、EDELWEISS、(ADG)ワールド・イン・フレームズ、(3W/CoSi)アーヘンと(MiH)ピアシング・ザ・ライヒの新旧地図比較、(AH)ASL:オールアメリカン全地図、(CoA)最新:東部戦線キャンペーンゲームの展示が行なわれて、話の種となりました。


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