例会報告

(1998/01/25)


 今回は、SG界復帰10年振り以上というリピーターのOunさんという新人さんも参加され、計17人で以下の8タイトル7戦が行なわれました。

(SPI)パットン第3軍
インターネットを見て新たに参加されたOunさんは、このSGがHJ社からライセンス生産された事を知らないほどのリピーターの方で、前回に引続き独軍防御担当のYamGさんに対して、慎重念入りな攻撃により突破に成功、見事メッツ市を包囲下においていた。Ounさんは現在(AH)Breakout:Normandyに興味があるそうで、さっそく次々回の予定を入れられた。

(GMT)SPQRシナリオ「Great Plains」
GMT社機関誌C3I誌掲載の劇的シナリオで、大スキピオ揮下の亡命王子マシニッサが、奪われた婚約者Sophonisba奪回を目指しアフリカの砂漠でハシュドルバルと戦う紀元前203年の第2次ポエニ戦争がテーマ。緒戦でマシニッサがカルタゴ右翼に突入するも、歩兵と一進一退の戦いを繰りひろげ、他では正面から激突。押し退きする間にローマ歩兵の優位性が徐々に戦局を打開し、スキピオらの切り札成功により各所で包囲殲滅、戦線の後方に廻り込んだローマ騎兵により、ただでさえ指揮官の少ないカルタゴ側は、窮地に立たされるという所で時間切れ。古代戦らしさを満喫できた。

(AH)ASLシナリオ「破壊の戦士」
ASL初心者だった小針さんも、NisNさんやEndohさんの薫陶のお影でASL教育も終段階。1944秋にワルシャワ近郊の橋頭堡から突破を図るT34/85中隊と独SS第3装甲師の駆逐戦車が待ち伏せするという手軽で派手なシナリオ対戦。進撃する赤軍戦車を遠距離から破壊し、駆逐戦車に赤軍歩兵を近付かせなかった小針さんの勝利。

(EP)三国志演義5人戦
更に演義らしくする為のローカルルール適用でのプレイ。涼西のMatNさん、攻撃準備整えた途端君主死亡、Miuさんの勝利を確定づける。大軍勢同士のファイア・パワー戦闘結果表に改定の要ありか?多人数ソロプレイにならないよう研究の余地有り。YSGAでは珍しく呵責無き非情な様子で、歓声が絶えなかった。

(BAN)最前線シナリオ1「パトロール」
Idiotenがこよなく愛す小火器戦闘SGで、ずっと例会でプレイするのが夢だったが、YoKさんにその場でルール説明して遂に対戦実現。米独軍とも伏せて撃ち合うため戦果上がらず、業を煮やして手榴弾戦に発展。近距離での擲弾戦で敵の頭上で炸裂しても当人は無傷で、破片効果により投げた本人が吹き飛ばされたり、周辺の敵が打撃を受けたりで大乱戦。結局、無理押しをかけた独軍Idiotenが、友軍4人を自軍の手榴弾で失い敗北。
 しかし観客の受けは良く、今後さらなる対戦も充分期待でき、楽しみである。

(国際通信社)ブダペシュト1945
7ターンに独軍が戦線突破に成功し、殲滅寸前であったブダペシュト市街の救出確実となる。

(国際通信社)ビクトリー・イン・ノルマンディー
ソニー森Oさんとお連れの方との対戦。夜来場されて、僅かのプレイ時間で30ターンを超えるプレイアブルさ。

(EP)D−DAY「自作コブラ作戦シナリオ」セットアップ展示:
NormandyマニアのSebTさんが、(TSR)コブラを参考に作成したコブラ作戦シナリオの普及を図る為に、シナリオルール配布を兼ねてセットアップ。大いに関心を集めていた。



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