第8回バルジ例会/第102回定例会報告

(1997/12/07)



(米国版COMMAND)WAVE of TERROR
 4ターンまで。タクテクス寄稿時代からバルジ物については佐々木龍一氏と双壁をなしてきたファランクスのGREGさんの参加を仰いで、氏の提唱される独軍バランス調整自家ルールを適用しての3人戦。米担当の副長が初めての米軍初期配置の油断から、驚くべき量の米軍部隊壊滅す。全線に渡って独軍猛進し、バストーニュも重包囲されて、増援で駆けつけた米第101空挺師と独第2装甲師が反航戦状態。101空挺師単独での救出作戦は散々に蹴散らされ、バストーニュも陥落。
GREGさんの自家ルール適用は、米軍が熟練してからの方が望ましいのだろうか。


(日本版COMMAND)WAVE of TERROR
 3ターンまで。こちらは研究記事用に(日本版)オリジナルルールで3人戦。米軍担当は怪光線発しまくりのUeMさん、パイパー突破失敗、第5装甲軍もSt.Vith隣接が精一杯という米軍の鉄壁の防衛線構築に大苦戦。普通のバルジ物より北部を更に含んでいる為、地図北端と、南部の独第7軍だけが史実以上の進撃を見せたに止まった。オリジナルルールの冷酷(Cool) さ痛感。


(AH)BATTLE of the BULGE(81年版)
 14ターン(12月22日am)まで。去る10月19日に試したYaGさん翻訳今号掲載のGeneral誌変更・追加ルール適用対戦。今回のバルジ同時4対戦の中で最も史実に近い展開を見せた。第5装甲軍まで北方に向かわせてリェージュの占領を図るも、厳しい地形と米軍増援に阻まれ攻勢頓挫。バストーニュも20日ぐらいから包囲して攻め立てるも、後一歩のところでパットンの主力登場で救出され、独軍は南部崩壊を恐れて北方から装甲兵力の大部分を引き抜いたところで時間切れ。

(TERRAN)Bastogne or Bust
7ターン(12月19日am)まで。独軍渡河点の少なさに泣き、クレルボー、St.Vith等に篭る米軍との攻防戦に明け暮れ、遂に大突破ならず。

(AH)ASL All AmericanシナリオMillet's Men
 昔は(AH)SL:Crecendo of Doomまでやっていた小針さんにASL教授プレイ。突風吹出す戦場で米軍が捕虜を更に2個増やして突破に成功。

(AH)ASL All AmericanシナリオAbsent Friends
さすがに小針さんASLルールの飲み込み早く、雨降り続く戦場で、NiSNさんの米軍を、その火線下に収め、ビシバシ適中させて米軍敗退。


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