大展望台へ行こう!(番外編?)
天保山(大阪府)
 
 
天保山頂上で休憩する登山者。背景はユニバーサルシティ
 
 
天保山に登ろう!

 桜島方面から天保山渡船で上陸後、渡船場から天保山公園正面へと抜ける縦走コースの紹介です。もちろん、逆コースをとることもできます。

 
登山
 渡船を降りて、海沿いに右手へ歩いていちばん最初に左折できる道が、天保山の登山道です(注:「登山道」の案内表示はありません・・・)。ここから天保山公園内に入ってスロープを登り、石塔を左に見たつきあたりが、天保山の頂上です。
 
 
坂を登ったら、石塔を左に見てまっすぐ歩こう!

 
頂上到達!
 天保山頂上には、2等三角点を示す石が埋め込まれています。頂上からは、遠景としてユニバーサルシティなどが、空を見上げれば阪神高速道路天保山大橋がのぞめます。なお、登山開始の際のぞめた石塔は、1868(明治元)年に行われた国内初の観艦式に明治天皇が立ち会ったことを記念して建てられたもので、決して頂上を示すものではありません(ただし、いい目印にはなります)。
 
頂上には三角点を示す石が・・・(写真下部)

 
ニセ天保山(?)に注意
 天保山公園のほぼ中央部に、60段ほどの階段をもつ小高い丘がそびえています。で、この丘のてっぺんに登ると「ザンネンデシタ、ここは天保山頂上ではありません」という表示が・・・。どうやらこの丘を天保山だとカン違いして登る人が結構いることを見越して天保山山岳会の手によって掲げられた表示のようですが、少なくとも天保山が「頂上標高4.5m」であることを覚えていれば、(この丘は一見して4.5mより高いとわかるものですので)「引っかかる」ことはないはず・・・。
    
 
下山
 頂上を後にして、時計塔の立つ方向へ歩いて8段あまりの階段を下れば下山完了です。そのまま公園から出るのでは物足りないと感じる方は、上記「ニセ天保山(?)」に登ってみるといいかも・・・。なお、天保山公園を出るあたりの防潮堤に、江戸期の天保山の姿を描いた錦絵がありますので必見。公園を出た場所が、高松方面への高速船が発着する大阪港・天保山客船ターミナルです。
 

 
階段を下りて下山完了! 写真中央に立つ時計塔の左手が頂上

 
下山したら・・・→もどる
 

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