日本全国競馬場めぐり
福島競馬場
(福島県福島市)
 
福島駅〜福島競馬場 アクセスバスマニュアル
2ぺーじ
 
1 少々運賃がかかるが便利! 定番アクセスルート
    
★乗り場は「2番・3番」

 福島駅から最も素直に福島競馬場へ行こうとするなら、駅東口(=メイン側)の2番・3番のりばへ向かいましょう。ここには親切にも「競馬場行きバスのりば」という案内板があります。ここから出るバスの行き先は様々ですが、ごく一部を除きどのバスも競馬場の近くを通りますので、基本的には来たバスに乗ればOKです。

※3番のりばから発車する「堀河町」行きのバスだけは、競馬場の前ではなく、競馬場の裏側を通りますので、この項の「定番ルート」からは外れます。しかし使えるバスではありますので、詳細は後述。


★基本的には頻繁(ひんぱん)運転も・・・

 バスは基本的に頻繁に出ていますが、一部時間帯、運転間隔がヘンに空く(15〜20分)ときがあります。バス待ちの列にならぶ前に、あらかじめバス乗り場に掲げられている時刻表を眺めておいてください。

★行きは「社会保険事務所入口」下車で

 公式には「福島駅からバスで『競馬場前』バス停下車」と案内されていますが、地元のツウはそのひとつ手前のバス停【社会保険事務所入口】で下車しています。

 「競馬場前」バス停は競馬場「正門」の近くにありますが、実はそのひとつ手前の「社会保険事務所入口」バス停は競馬場「南門」の近くにあるので、こちらでもアクセスOKなんです。何よりも差が出るのは福島駅からの運賃。福島駅から「競馬場前」バス停までですと210円かかりますが、「社会保険事務所入口」バス停までですと少し安く済むんですね。

★帰りは・・・

 「社会保険事務所入口」バス停ですと、やって来るバスがすでに満員となっていて「積み残し」を食らう可能性があります。そのような状況が予想される場合(特に日曜日の午後)は、素直に「競馬場前」から乗車したほうがベターです。あるいは10分ほど歩いて「文化センター入口」バス停を利用しましょう。

 
 
2 安い! 座れる まるしんお勧め「裏」アクセスバス
【市内循環1コース】【市内循環2コース】
 
 競馬場の前は通らないものの、競馬場の近くまで到達することができる「裏」アクセスバス。本来は福島市民の生活路線ですが、競馬場利用客も「チラホラ」乗っている、まさに知る人ぞ知るアクセスルートです。
     
★このバスの特長

(1)安い=運賃100円でOK(参考:福島駅〜競馬場前210円)

※100円運賃は、'08年3月末日までの期間限定(←ここのところ1年ごとに更新されています)の形です。本来の運賃は、福島駅〜社会保険事務所入口の運賃と同額です。
(2)空いている(ほぼ座れる

★「市内循環1コース」と「市内循環2コース」のちがい

 「市内1コース」と「市内2コース」は、環状線です。実は走行ルートそのものは基本的に同じで、「時計回り」か「反時計回り」かが異なるだけです。

 市内循環1コース上町回り=反時計回り)→行き先表示がピンク
 市内循環2コース曽根田回り=時計回り)→行き先表示が黄色

★目指すは「9番乗り場」!

 福島駅東口に降り立って、目指すバス乗り場は「競馬場行きバスのりば」の案内板を無視して【9番乗り場】!。定期券&回数券売り場付近、高速バス乗り場の隣です。ちなみに定期&回数券売り場の係員に申し出れば、バスの時刻表をいただくことができます。

★目的地バス停は「花園町」

 競馬場にアクセスするための最初の目的地は【花園町】バス停。そこは福島駅からみて環状ルートのほぼ反対側なので、「市内循環1コース」「市内循環2コース」どちらのコースのバスに乗っても所要時間は大差ありません。バス停の時刻表を眺めて、すぐに出るほうに乗りましょう。バスの運転本数はそれぞれ10〜20分ごと。つまり両方合わせると5〜10分ごとに出ていることになります。

★「花園町」でバスを降りたら

 「花園町」バス停から競馬場までへは歩いて10分です。歩くルートは

(1)「市内循環1コース」のバスを下車した場合
 「バスが走り去った方向へ進んで2車線の道路にぶつかったら右折

(2)「市内循環2コース」のバスを下車した場合
 「バスが来た道を戻って2車線の道路にぶつかったら右折

 右折したら、あとは2車線の道路を直進、セブンイレブンのある交差点で4車線の道路(国道4号線)にぶつかりますが、かわまず直進。そして突き当たったら左折すればほどなく競馬場南門です。

★帰りは「文化センター入口」から!
 「花園町」バス停は、一方通行の道路上にあるため、「市内循環1コース」反時計回りルートと「市内循環2コース」時計回りルートの乗り場の場所が、道1本分異なっています。それゆえ帰りは、隣の「文化センター入口」バス停を利用したほうがベター(競馬場からの徒歩距離に大差ありません)。こちらなら、どちら回りのバスも同じ道路上を走っています。

 
 
競馬場周辺地図
南門=競馬場南門
正門=競馬場正門
1花=「花園町」バス停(市内循環1コース)
2花=「花園町」バス停(市内循環2コース)
文=「文化センター入口」バス停
=セブンイレブン
競=「競馬場前」バス停
社=「社会保険事務所入口」バス停
↓↑=矢印方向へ一方通行
 
 
3 【番外編】競馬場に直接乗り付けよう
高速バス
  
 福島市発着の高速バスは数多く存在ますが、そのうち一部の路線は、福島競馬場前を始発・終着としています。このようなバスでは、福島駅に降り立つことなく競馬場に直接乗り付けることのできるというちょっとしたVIP気分(?)を味わえますので、参考までにご紹介いたします。(バスの運行状況は、'07年4月現在)
   
★仙台〜福島線

 仙台〜福島間には、「宮城交通&JRバス東北&福島交通(3社共同運行)」の高速バスが走っています。市販の大型時刻表には載っていませんが、「仙台〜福島競馬場前」直通便(福島駅を通らない)が、行きは仙台駅前発7時台〜9時台に、帰りは競馬場前発15〜16時台にそれぞれ2本ずつ走っています。
 この中でも特に16時台の帰りのバスは人気があり、発車間際では満員御礼で乗れないことがままありますので、早いうちにならんでおきましょう。なお、「競馬場前」を通らない福島駅東口発着(福島県庁前始発・終着)のバスも別に運行されているので、帰りの直通便に乗れなかった場合などは、一般路線バスに乗って県庁前もしくは福島駅まで出てみましょう。 
 

★郡山〜福島線(福島交通)
★いわき〜福島線(福島交通&新常磐交通)
会津若松〜福島線(福島交通&会津バス)

 上記の路線は、市販の大型時刻表では福島駅または福島県庁前始発・終着の形で紹介されているものがほとんどですが、実際にはすべての便福島競馬場前終着(または始発)となっているので、福島駅周辺に用がある場合などを除き、乗り換えの必要はありません。ただし、これらのバスは必ずしもレース時刻に合わせて運転されているわけではないので、この点は気を付けましょう。

  

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