春が楽しみ! さくらたび
二ヶ領用水の桜(神奈川県川崎市) |
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南武線電車と桜(船島橋鉄橋) |
二ヶ領用水の桜は、こんな桜!
神奈川県の北東端に位置する川崎市内を流れる「二ヶ領用水」は、江戸期に農業用の用水路として造られた人工河川で、当時の「稲毛領」と「川崎領」のふたつの領にまたがって造られたのでその名が付いています。その二ヶ領用水の上流部(多摩区)の約2kmにわたって植えられているおよそ400本のソメイヨシノが、ここで紹介する二ヶ領用水の桜(「宿河原の桜」とも呼ばれている)です。この桜は1959(昭和33年)に市民有志の手によって植えられたもので、現在は都会のオアシス的存在となっているとともに、地元の人たちの手によって手厚く保護されています。 |
桜の場所
川崎市中心部から北西方向に約18km離れた、多摩川にある取水口「宿河原堰」から南東方向へおおむねJR南武線に並行、宿河原駅の南を通って、二ヶ領用水本川との合流点(久地合流点)に至る二ヶ領用水の支流(?)(「宿河原用水」とも呼ばれる)の両岸約2kmにびっしりと桜が植わっています。ここでは用水に並行する道路を歩いて散策するばかりでなく、用水の岸に下りてところどころに設けられた飛び石を渡って対岸に渡るなどという、味のある散策をすることができます。また、JR宿河原駅の西方にあるJR南武線をくぐるポイント「船島橋鉄橋」は、大人だと少しかがまないとくぐれないような低い鉄橋。人間の頭の数十センチ上を電車がごう音を建てて通過していく形で、桜散策の大きなアクセントです。 ちなみに川崎市の総合案内は、こちら 多摩区近辺の観光案内は、こちら をどうぞ。 |
見ごろ
おおむね4月1日前後です。なお,この頁の写真は'02年3月23日に撮影したもので,このときは満開〜散り始めくらいでしたが、この年の開花は平年に比べ1週間ほど早いものです。 |
アクセス
(列車で)
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用水に下りて散策。飛び石で対岸に渡れるポイントも。 | 用水周辺は基本的に住宅地。そんな中に一瞬畑が・・・。心安らぐ場所。 | 用水に架かる石橋と桜 |