ここが南武支線の終点。しかし終着駅というのは、すなわち始発駅。到着した電車はしばし休息をとったのち、再び尻手へ向かって発っていきます。ここは、ＪＲ鶴見線への乗り換え駅です。
　駅は、ＮＫＫ工場の真ん前にあります。周辺は工場ばかりで、土曜休日はしんと静まりかえっています。住宅は、川崎新町寄りに社宅らしきものが見える程度です。南武支線と鶴見線は現在は同じＪＲ線ですが、「生まれ」が異なるため（元来はそれぞれ異なる私鉄であった）、ふたつの「浜川崎駅」が道をはさんで向かい合っています（下写真参照）。
　　南武支線電車の本数は多くありませんが、ここから乗り換えとなる鶴見線の電車の本数も少なく、特に休日は１時間近く待たされることがあります。そんなときは駅を出て右手に歩いて５分の「浜川崎」バス停か、逆に左手に歩いて５分の「ＮＫＫ前」バス停へ。どちらからも、ＪＲ川崎駅方面へのバスが多数走っています。