SONY DSC-S70 デジタルカメラ使用

阿寺の七滝周辺
県民の森でのヒグラシ、ミンミンゼミの雪辱戦ということで、息子の昼寝からの目覚めを待ち移動を開始。宇蓮川沿いに豊橋方面 に南下途中に進路を左にとり、入り口より150m程手前の駐車場に止める。実はここから簡単に沢に降りることができ、そこで魚取りの仕掛けを沈める。そして、七滝への行軍開始となるのが、最近のパターンだ。

今回は通常の参道を通るのをやめ、出来るだけ沢を登っていくようにした。参道入り口付近は険しくて、とても子供には無理だが、途中からは勾配も緩やかな沢になるので、6歳になるちびでも十分楽しめるコースである。

 ミヤマカワトンボ

七滝に来ると真っ先に出迎えてくれるのがこのトンボだ。一見ハグロトンボに似ているが、雄の羽が茶色なので、すぐ見分けがつく。カワトンボの仲間は、その体型や飛び方が優雅ゆえに、見ているだけでも結構気持ちが和む。

 ヤマフジ

このヤマフジの立派なつるは見応えあり。幹はほとんどコケに覆われており、かなりの年代物だということは、写 真からも見て取れる。ちょうど、この辺りはイワタバコの群生地として有名で、綺麗な花をいっぱい咲かしていた。花はフィルム・スキャナーを入手するまでは、お預け。

息子、ヒキガエルをゲット!

 ヒキガエル

滝壺で発見。一時滝壺の子供達を騒然とさせた張本人。なんで、そんなに気持ち悪がるんだろうか?僕が子供の頃、このカエルは、いわば虫で言うところのタガメやミヤマクワガタほど価値のある存在だった。ウシガエルはそこいらの田圃にいるが、此奴はそう簡単にはみつからない。実際ここまで立派な個体を見るのは初めてだ。

カワムツ 

駐車場に戻り、川の中の仕掛けを引き上げたら、すごいことになっていた。カワムツが大小30匹前後どれていて、仕掛けの中は大騒ぎ。これはB型雄と思われるが、婚姻期がちかいのか、赤い色が鮮やかだ。

タカハヤ

タカハヤに似ているが、よく分からない。生息地はカワムツと同じ場所。

 コヤマトンボ(幼虫)

成虫は黄緑の蛍光色模様が綺麗だ。

遭遇した生き物たち
ハグロトンボ、シオカラトンボ、ウチワヤンマ、アキアカネ、ミヤマカワトンボカワムツコヤマトンボヒキガエル、アブラゼミ、ニーニーゼミ、クマゼミ、ツクツクボウシ、モンシロチョウ、モンキチョウ、モンキアゲハ、クロアゲハ、ジガバチ、ウシアブ、サワガニ、イトトンボ、クワガタ(幼虫)、

★このページで捕獲され撮影している個体は、すべて元気なまま本来の生息地へリリースしています。

 

その1→愛知県民の森へ