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絵のちからが平和のこころをかきたてる 

中国人画家が満洲引揚者を描く王希奇「一九四六」高知展

王希奇プロフィール

王希奇略歴




 画家。中国錦州市に生まれる。魯迅美術学院油絵学部に勤める。中国美術家協会会員。

東洋的墨絵の要素を西洋油絵に自然に融合させた画風で評価される。特に歴史をテーマとする創作を得意とし、その独特な画風とオリジナルな視点で国内外の注目を浴び、既存の流派に属さない独立した芸術家と評される。なかでも、国家金メダルを獲得した《三国志・赤壁の戦い》(合作)、中国国家重大歴史題材美術創作プロジェクト入選作品《長征》、《遼瀋戦役 攻克錦州》(合作)および《官渡の戦》などの大型絵画が代表作である。油絵のほか、墨絵の《回声》、《高原人》、《聴雷》などの作品も全国美術作品展に入選。数多くの作品が中国美術館、中国国家歴史博物館、中国国家軍事博物館などに収蔵されている。

近年では、2012年から2017年にかけて、葫蘆島港より105万人余の残留日本人の大送還をテーマとした大作《一九四六》(縦3×20メートル)をはじめ、関連するシリーズ作品計50点を制作した。





©王希奇「一九四六」高知展実行委員会

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