講座と異業種交流会のお誘い

■ペンネーム「綾紫」さんからの投稿です。(→ 綾紫さんのウェブサイト「綾紫(lithium)の祭りの写真/心理学の日記」

 今日は。綾紫と申します。IKEさんの「第2の人生」ケンヂさんの「常務からの」と似た勧誘を受けた事がありますので投稿します。
 
 数年前、●●という、聞いたことのない会社から「親展」と銘打ったダイレクトメールが来ていましたが、気に留めないでいた所、電話が来ました。ざっとまとめるとこんな感じです。以下、勧誘員=勧、綾紫=綾です。
 
勧 「今日は。●●の××ですが、綾紫様ですか。」
綾 「はい。」
勧 「先日ダイレクトメールをお送りしましたがご覧になりましたか。」
綾 「いいえ。何か来ていた記憶はありますが。」
勧 「それではご説明を差し上げます。当社は○○社の協力のもと、△△連合会から優良との認定を受けた講座を開催しています。」(○○社=日産の高級車を連想させる有名ビジネス出版社)
綾 「はい、それで・・・。」
勧 「綾紫様は技術系の方ですが、最近、事務系の能力も必要だとお感じですね。」(これでいつも上司に叱られていた)
綾 「ええ、まぁ。」
勧 「そこで私共の講座の内容は・・・。」(独習+異業種交流会)
綾 「あの〜、用件はなんでしょう。」
勧 「実は御社の上司の方から、綾紫様をご紹介いただいたのですが、受講しませんか。」(一瞬名前が頭をよぎる)
綾 「そういうお話でしたら、研修担当部門から連絡が来るので、その時に返事をします。」(わざととぼける)
勧 「誤解なさらないでいただきたいのですが、御社の研修ではありません。」
綾 「だったらお断りです。」
勧 「でも上司の方のご紹介ですよ。」
綾 「それでしたら誰でしょうか。本人に確認します。」
勧 「固く口止めされているので申し上げられません。」(これで嘘と分かる)
綾 「そこを曲げて明かしていただくと、そちらさまの信用も上がると思いますけど。」
勧 「いいえ、できません。」
綾 「分かりました。会社の人事を勝手に漏らす事を教える講座は要りません。」(ガチャ)
 
 私は上述の通り技術系ですが、当時の上司は技術系出身ながら事務系のセンスで生きて来た人でした。だからいつも叱られていて、一瞬ギョッとしたのですが、役職名さえ出せない事を考えると結局勧誘員の嘘でした。後でダイレクトメールを見ると●●に協力している出版社も、名を連ねている講師陣もビッグネーム揃いであり、まじめにやっていればそこそこ売れるでしょうから、余程価格設定が無茶でテレアポに頼らざるを得なくなったんでしょうね。

■ちなみに、●●というのは、「人間」「教育」を英訳して合体させた会社名です。普遍的な名前だから、ここぞ、と特定も出来ないでしょうが、一応伏せました。

(2007.6.4)