■ペンネーム「鼻息」さんからの投稿です。
架空請求(携帯電話に)がきました。
主人が別室に居るときに呼び出し音が。
仕事の電話だと困るのでとりあえず私が出て取り次ごうとしました。
相手 「○○社の△△です(かまえていなかったので覚えていない)、××(うちの苗字)さんいますか?」
やはり仕事関係だよね、と主人に代わろうとしたら
主人 「誰? 最近変な電話かかってくるんだよね」
そういえば、この前着信拒否の仕方調べていたっけ。
むむ! もしや巷で悪評高い架空請求!?
元来気の強い(強すぎ?)私は好奇心が沸き、対決してみようかと思ってしまいました。
私 「もしもし、あのどのようなご用件でしょうか?」
仕事で事務をしているので、あやしい業者にこそ冷静で丁寧に話す事が一番と思っているので、受付穣のような1オクターブ高めに静かに話す事にしました。
業者 「××さんに代わって欲しいのですけれど」
私 「ご用件をお願いいたします」
業者 「この携帯の持ち主にしか話せないんですよ」
私 「かまいませんよ。お話下さい」
と、ここまで普通の業者さんっぽくフレンドリーな口調が一変して。
業者 「あ、そんな事言うんだ」(どんな?)
私 「ええ、どうぞご用件をお話下さい」
業者 「あのさ〜あんたのご主人だと思うけどアダルトサイトに アクセスしてその料金の支払いについての件なんだよ」
もしかしてこんな事言うのかな?と思っていたことそのままだったからつい...
ブフォッッと、鼻息で笑っちゃったのです(´-ω-`;)ゞ
私 「(ブフォッ)あ〜そうなんですか〜(笑いをこらえながら)」
業者 「・・・」ガチャ!
私の頭の中では
(1) 今日の日付と時間のメモ
(2) 業者の会社名と住所・電話番号・担当者氏名を聞く
(3) サイト名の確認
(4) アクセスしたのはいつ・何時何分から何時何分までか聞く
(5) 一度電話を切り、携帯を契約している会社へ確認
(6) そんな事実は無いという確認ができたら警察に通報
という、順序が出来ていたのに一つも質問できずに終わっちゃいました。
主人に身に覚えがあるのかというと
「自分はしていないが、息子が携帯を勝手に使っていた事がある(今は自分の持ってますが)。
もしかしたらと思い、電話来た時に考えておくと言った。(すげー馬鹿)
でもあやしいような気がしたので着信拒否にした。でも番号を次々変えて電話してくる。毎日何度も。
そのとき確認と言うので自分の名前も教えた(キーッあほう)」
着信履歴を見たら下一桁1番違いで6件くらい拒否リストに登録されていました。
主人には「携帯の会社から請求がくるんだから、違う所からはこねぇんだよ!!! テレビ見てんのかっっ!!」と叱ってやりました。
無知すぎる主人にあきれかえってしまいましたよ。
その後一度も電話来ません。いさぎよし?
(ちょっと物足りない、ちぇっ)
■詐欺業者にありがちな「強いものには弱く、弱いものには必要以上に強い」という態度が良く表れている電話でしたね。
この手の請求には、毅然と強い態度で臨むことが一番だという傍証です。
曖昧なことをしっかり問いただすと、やましい所のある相手は必ず馬脚をあらわします。これに「知識」がつけば鬼に金棒。
相手は「ちょっと騙して脅せば、お金を巻き上げることができる」とこちらをバカにしているわけですから、遠慮なくバカにしかえしてやってください。
鼻息一つで相手を撃退した鼻息さん、Good Job!!
■それにしても・・・「あ、そんな事言うんだ」か・・・。
これから逆切れしますよ〜ってカンジの、ステキな(←皮肉:念のため)切り返しですね♪
「この携帯の持ち主にしか話せないんですよ」
「あ、そんな事言うんだ」
「あのさ〜あんたのご主人だと思うけどアダルトサイトにアクセスしてその料金の支払いについての件なんだよ」
「あ、そんな事言うんだ」
なかなか初対面の電話の相手に言える台詞ではありませんが・・・業者相手に言ってみたいなあ(笑)。
(2005.12.8)