6と0とではずいぶん違うと思う

■ペンネーム「水漏れ」さんからの投稿です。

 先ほど妙な電話がかかってきたので、早速その会社名をネットで検索。
 そうしたらこちらのサイトにたどり着きました。
 浄水器の「S」と言う会社です。
 
 いきなり「お宅の浄水器の交換の件ですが」と、サワヤカな声で。
 
水漏れ(以下「水」) 「はい? うち、浄水器は使っておりません」
S 「ええ?! お宅の浄水器ですよ!」
水 「だから浄水器は付けていません」
S 「(凄くビックリした様子で)ええ?! 付けてますよ」
 
(本人が付けていないって言ってるのに・・・)
 
水 「どちらにおかけですか」(正体を暴いてやろうと言う気に!)
S 「×××ー××0×ですよね。(つい「そうです」と言ってしまった!)アレ××6×番かな。
 こっちのリストの数字が0か6か判りにくいんですよね〜
 
(知らないよ、そんな事!)
 
水 「じゃあ、間違いですね。とにかくウチではありませんから」
S 「ええ〜?! ええ〜?!(また凄くビックリしている)何言ってんですか。お宅の浄水器の事ですよ!」
水 「なんと言うお宅にかけていらっしゃるの?」
S 「だから×××ー××0×ですよ」
 
(だからそれはうちの番号だけれど、違うって言ってるでしょっ。掛けている先の先の名前を言え、と言っているの!)
 
水 「失礼ですがどちら様ですか」
S 「ハァ〜? ○○ですよ」(今更 何言ってるの〜?と言うい方)
水 「なんと言う会社の○○さん?」
S 「Sです」
水 「お掛け間違いですよ」
S 「(大声で)ええ〜?! ええ〜?! お宅の浄水器の事を言ってるのに、何を言っているんですかぁ〜!」
 
 何を言ってるのか分らないのはそっちの方だぁ!
 相手の声がどんどん声が大きくなるし、なんだか怖くなって「とにかくうちは使っていません」と言って切ってしまいました。
 この電話で話し続けていたら、やっぱり浄水器を買わされるハメになっていたんですよね?
 初めは取っちめてやろうかと思ったけれど、臆病者で良かったです・・・。
 この会社のHPも堂々とありました。
 ああ、怖かったです。

■・・・たぶん、本当に「6」と「0」の間違いだったんじゃないでしょうか・・・。
 
 私が把握している限り、この会社の営業方法は「電話でアポ→訪問」形態ですので、テレアポの任務では、いかにして被勧誘者に営業マンの来訪を承諾させるか、が重要になってくるわけです。そこで、顧客予備軍を怖がらせては元も子もありません。
 それに、浄水器を買ってもいない人間に「浄水器の交換を・・・」なんて、言い逃れられない嘘をつくような、悪質なテレアポはSさんにはいないと思います。
 
 確かに、
「資料をお送りしましたが、ご覧になっていただけましたか?」
 とか
「換気扇のフィルターの交換に参りました」
 なんて、口からでまかせのトークを「掴み」にする会社もありますが、これらはあくまでも「掴み」なので、
「あれ? 受け取っていませんか? おかしいなあ。じゃ、今ご説明いたします」
 と、そのまま一気に営業トークに繋げるのが常套です。
 
 水漏れさんのケースでは、電話の相手の方は、最初から最後まで素で心から驚いているようですし、結果として水漏れさんは恐怖心を抱いておられますから、これが「掴み」だったら救いようがありません。
 
 ・・・とりあえず、顧客名簿のフォントは、わかり易いモノにしておいた方が良いのではないか、と思う次第です、はい。

(2005.9.26)
(参考)
この他の、水漏れさんの投稿は以下の通りです。
朝日ィ新聞でェぐぉざいます
通販カタログを差し上げます
イオンの力でクリーニング