■ペンネーム「水漏れ」さんからの投稿です。
先日、機嫌良く「チャングムの誓い」の再放送の録画を見ておりました。
チャングムがスラッカンに戻って、みんながビックリしているわ・・・ウルウル。
と、そこへ一本の電話。
相手 「奥様でいらっしゃいますね」 (「いらっしゃいますか?」ではない)
水漏れ 「はい、そうですが」
相 「○○(失念)と言う会社のナカムラと申します」
用件は家の中のどんな物もイオンの力で一時間半ほどで清潔にするからやってみませんか・・と言うものでした。
ここで強気に「結構です。ガチャリッ!」とやれば良かったものを頭をよぎったある事が・・・。
それは以前に通販の事で不安になった時に駆け込んだ消費者センターのワタナベさんの言葉。(ここで紹介して頂きました)
「気持ちよくしゃべらせて 気持ちよく断りましょう」と言う、アノ言葉。
チャングムのビデオは回りっぱなしで気になるけれど、でも・・・実践してみたい・・・。
水 「ウチ、そう言うのはちょっと」
相 「ベッドでも布団でもコレをやった後はホコリも出ません。
布団だって半年は干さなくて良いんです」
この辺りですでに5分ほど電話のオバサンは、とても上手にしゃべっています。
更に5分、水漏れはオバサンに気持ちよくしゃべって頂こうと「はぁ」とか「いえ」とか適当に相槌を打っていました。
途中「本当に要らないですから。ゴメンなさい。折角ですが」なんて、妙にヘコヘコした態度に出てみたり。
が、全く終わる気配がありません。
さっきから同じ事を何回も。
挙句に「ねぇ〜お願ぁい!」って、お願いまでされちゃって。
更に更に10分も聞いていたでしょうか。
ついに、口を挟んでしまいました。
水 「ウチ、人様に家に上がって頂くのはイヤなんです」
するとオバサンったら新しい糸口を掴んでしまったようで、今度は
相 「でもウチは個人情報とかそう言う事本当にキチンとしているの。今まで問題があったらこうして営業は続けていられないもの。でね・・・ペラペラペラ」
ああ、しまった・・・。
この辺りで何とかしないと お互いに気持ちよく終われないわ。
そうだ!
水 「ウチ、ゴミ屋敷なんです! ゴメンナサイ。ホントにゴメンなさい」
相 「えっ・・・」
水 「そう言う事情なので」
相 「そうですか。それでは失礼します」
水 「ゴメン下さいませ」
同時にガチャリ。
オバサン、気持ちよく喋ってくれたかしら。
切る時は勧誘電話にしては珍しく、お互い淑女の切り方ができました・・・。
あっチャングム チャングム!
巻き戻し、なんか感動が薄れちゃったな・・・。
■水漏れさんから、4回目の投稿です。ありがとうございます!
■いや、もう、布団を半年干さなくても良いとは、凄いです、イオン。
一体何のイオンなんでしょうか。「マイナスイオン」と言われるのも大概胡散臭いですけれども、単にイオンと呼ばれてしまうと、もう、何が何だかサッパリ解りません。ってか、イオンごときが、一体何をどうしてくれるのか、もう気になって夜も眠れません(嘘)。
個人情報云々をしっかりするのも大切ですが、商品説明も、是非きっちりとマトモにしていただきたいものです。
それにしても、ベッドからホコリが出なくなるという、このミラクルなイオン。ゴミ屋敷は掃除出来ないんだ・・・(笑)。
(2007.2.19)