昆虫ナウ 2010
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昆虫ナウ 2010 #05
信越での出会い「蝶との出会い」
掲載:2010/8/4 (10画像で構成)
図鑑では見慣れていても、現物を見るのはそこに出かけた時だけ。
色とりどり様々な蝶に出会うことが、信越への旅の大きな楽しみです。
毎年同じパターンの繰り返しだけど、やはりそれだけの魅力があるから、この夏も・・
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高原の夏の花で多く目にしたのがヒョウモンチョウの仲間です。
一見同じ様に見えるけど、よく見ればそれぞれが微妙に違う彪紋を持っています。
くっきり鮮やかなパターンを持つこれはミドリヒョウモンのオス。
(妙高高原 7/24)
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同じ種類でも雄雌で彪紋が異なるケースが多いので更にややこしい。
しかし蝶同士では混乱することも無くしっかり見分けがついている様です。
そう言う目を持たない私は一寸迷いながら、クモガタヒョウモンのメスと同定。
(妙高高原 7/24)
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ヒョウモンチョウが舞う場所で、一際異彩を放っていたのがサカハチチョウでした。
名前の通り、黒地にくっきりと浮かび上がった逆さまの八の字が印象的です。
(妙高高原 7/24)
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アザミにミヤマシロチョウ。願ってもない組み合わせに感激でした。
こう言う思いがけない出会いがあるから、高原の夏の旅はやめられません。
(天然記念物となっている保護種のため、撮影地は長野県の某高原 7/25)
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こちらは見慣れているけれど、味のある斑紋だなぁと見入ってしまいます。
ヒメキマダラヒカゲ。敵を威嚇する為の眼状紋もこれ位控え目だと可愛らしい。
(妙高高原 7/24)
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姫と言う言葉を名前に持つ蝶は、皆それを感じさせる雰囲気を持っています。
このヒメキマダラセセリもずばりその通り。
思わず顔を近づけて覗き込んでしまいました。ちっちゃくって可愛いねぇ・・
(八千穂高原 7/23)
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シジミチョウの種類はあまたあれど、このアサマシジミは高原限定です。
東京に於けるヤマトシジミと同じ様に、極く見慣れた蝶に見えてしまう所が凄い。
(妙高高原 7/24)
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目的の蝶に出会うには、過去の遭遇体験をしっかり記憶しておくことが大切。
このムモンアカシジミもそんな脳内データに基づいての再会でした。
いつ見てもはっとする程に美しい。
(上田市 7/25)
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密かに期待していたのがアサギマダラとの出会いでした。
でも結果は残念ながら・・僅か数頭の目撃に留まりました。
ヨツバヒヨドリ等蜜源となる花の開花度合いがまだ今一つだった様です。
となれば、その時期に合わせてもう一度・・何だかきりがないなぁ。
(八千穂高原 7/23)
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もう一つ残念だったのがこれ。登山道で見かけた蝶の翅の破片です。
鳥に襲われたのでしょうか。胴体はなく、翅だけがあたりに散らばっていました。
この青い点の輝きからミヤマカラスアゲハの後翅と推測しました。
空を舞う姿をぜひ見てみたかった。そんな思いを抱きしばし見入ってしまいました。
(湯の丸高原 7/25)
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Digital Camera: NIKON D90/AF-S VR MICRO NIKKOR 105mm,
Exp.Date: 2010/7/23-7/25 at Niigata, Nagano(新潟、長野の高原と田園)
(c) 2010 Toshio Someya All rights reserved.
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