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この旅で多く見かけたトンボはアキアカネですが、勿論それ以外にも多彩でした。
それぞれのスタイルで、夏の盛りを精一杯生き抜いている感じに見えました。
夏はやはりトンボ。見ているこちらも大いに元気づけられました。
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背丈を伸ばした水田の稲。そこをテリトリーにするのがハラビロトンボです。
黒い体色は成熟したオスの特徴。逆光によるつぶれではなく本当に真っ黒です。
(上田市 7/25) |
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稲の葉に止まりながら、メスがやって来るのを待ち構えています。
小さいけれど闘争心は旺盛。他のオスがやって来ると凄い勢いで追尾し追い払います。
(上田市 7/25) |
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気性の荒いオスに辟易なんでしょうか。メスは水田からやや離れた場所でひっそり。
それにしても幅広い胴体です。名前のハラビロは正にずばりと言う感じです。
(上田市 7/25) |
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マユタテアカネは強い陽射しが苦手みたい。もっぱら日陰で一休みでした。
このオスは胴体が赤く染まり始めています。成熟しつつあることの証です。
(上田市 7/23) |
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こちらはメス。成熟しても赤くなりません。着飾らないカジュアル派の趣です。
(妙高高原 7/24) |
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マユタテアカネのメスには、この様に翅の端が黒く色づく個体もあります。
別の種類に見えてしまうけど全く同じ。特徴である鼻面のぽち二つで一目瞭然です。
(妙高高原 7/24) |
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モノサシトンボのオス。体色と言い細身の身体と言い、清涼効果抜群のトンボです。
等間隔に並んだ水色の斑紋。物差しとしての精度もかなり高そうな気がします。
(妙高高原 7/24) |
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清涼感漂うトンボだけど、やっていることは結構ホット。
高原の夏は短い。残された時間はそれ程多くないのかも知れません。
次世代に生をつなぐ繁殖行動を数多く目撃しました。
(妙高高原 7/24) |
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白く粉を吹いた様な胸部。クロイトトンボのオスも成熟の域に達した感じでした。
モノサシトンボに負けない位、清涼感の漂う体色です。
この画像を見ながら高原の爽やかな空気を思い出しています。
(妙高高原 7/24) |
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Digital Camera:
NIKON D90/AF-S VR MICRO NIKKOR 105mm,
Exp.Date:
2010/7/24 & 7/25 at Ueda-shi & Myoukou-kougen(信州上田、妙高高原)
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