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初夏の草むらで、それこそ掃いて捨てる程大量に目撃出来るのが各種ヨコバイです。
出会えても感激は殆どなし。でもたまたまその脱皮シーンを見て考えを改めました。
どんなにありきたりの昆虫でも、誕生に際しては皆大変な思いをしているんだなぁと。 |
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セイタカアワダチソウの葉に何か違和感を感じて近づいたらこうなっていました。
成虫になるための最終段階・脱皮を始めたヨコバイでした。
背中に生えたエンゼルの羽根みたいな小さな翅に要注目。段々大きくなります。 |
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身体を目一杯反らせて、殻から抜け出そうとしています。
すぽんと抜けたら落下してしまいそうな危ない状態です。 |
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今度は反転して前傾姿勢に。
誰に教えられた訳でもないのに、本能でこの一連の動作をしているんでしょうね。
凄いなぁ・・ |
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脱皮が進むに連れて翅の形状も大きく変化して来ました。
これはまだ途中段階。透明感のある青緑色の翅がとても印象的でした。 |
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結構長い時間が掛りましたが、脱皮は無事成功した様です。
殻から全身が完全に抜け出し、葉っぱをがっちりとつかんでいます。
ここまで来ればもう大丈夫。後は身体が完全に固まるのを待つだけ。 |
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別の場所にいた成虫です。
人の接近にとても敏感で、こちらの一寸した動きにも反応して逃げ去ります。
脱皮していたあの個体は、逃げたくても逃げられず、焦りまくりの状態だったかも。
悪いことをしたかな・・
(全画像:5/13に撮影) |
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Digital Camera:OLYMPUS E-620/ZUIKO DIGITAL 35mm MACRO,
Exp.Date:
2010/5/13 at Tokyo(東京)
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