  | 
  
  
          様々な彩りの翅をはためかせて飛び交う蝶たち。 
    八月初旬の信越は、蝶観察にとってまさにピークとも思える賑やかさでした。 
    このページではその内の7種を掲載します。 | 
  
  
     | 
  
  
    高原で最も活発に活動していたのはヒョウモンチョウの仲間たちでした。 
    アザミに来て吸蜜するのはウラギンヒョウモンです。 
    彪の毛並みに例えられる斑紋は高原の澄んだ空気の中でみると一際鮮やかでした。 
    (湯ノ丸高原で8/6に撮影) | 
  
  
     | 
  
  
    ヒョウモンという名前を持ちますが、メスグロヒョウモンは異端の存在と言えます。 
      ヒョウ柄の斑紋を持つのはオスだけ。メスの表翅はご覧の通りのダークトーンです。 
      一見地味に見えますが、光の当たり具合で微妙に色合いが変化して魅力的です。 
      (妙高高原で8/7に撮影)       | 
  
  
     | 
  
  
    ヨツバヒヨドリにいたヒメキマダラヒカゲ。 
    渋い色合いですが、後翅に配された水色のパステルカラーがいい味を出しています。 
    (湯ノ丸高原で8/8に撮影) | 
  
  
     | 
  
  
    日陰になる場所で一休みのコジャノメ。こじんまりとまとまった可愛らしい蝶です。 
    上のヒメキマダラヒカゲに比べ眼状紋と呼ばれる目玉模様がはっきりして大きい。 
    天敵である小鳥に対してのカモフラージュ効果はこちらの方が数段上の様です。 
      ※眼状紋は下の様な意味合いが考えられるそうです。 
        ・小鳥の天敵・蛇や猛禽類の目玉に擬態する:恐怖心を抱かせ攻撃されるのを避ける。 
      ・致命傷となる頭部への攻撃をそらす:ここが眼だよ。ここが急所だよと騙す。 
    (上田市の農村で8/8に撮影) | 
  
  
     | 
  
  
    ムモンアカシジミ。一面緑色の環境の中ではウォームカラーはとても目立ちます。 
      この場合は擬態ではなく”毒があるからから食べない方がいいよ”というサインかな。 
    (上田市の農村で8/8撮影) | 
  
  
     | 
  
  
    高原に来て、普段見慣れた蝶に出会うと何故かとてもほっとします。 
      ベニシジミ。”こんな高い所にもいたんだね”と声をかけたくなりました。 
    (湯ノ丸高原で8/8に撮影) | 
  
  
     | 
  
  
    少し傷みがみられますが、ミヤマカラスアゲハの美しい翅色が強く印象に残りました。 
      この花で吸蜜を始める前に、至近距離で耳元をかすめて通過しました。 
      バサバサという羽音が聞こえた気がします。大型の蝶はやはり迫力が違います。 
    (妙高高原で8/7に撮影) | 
  
  
     | 
  
  
          Digital Camera:
      
      NIKON D60/AF-S VR Micro NIKKOR ED 105mm, 
      
       
    Processed by Adobe Photoshop CS3 Mac,  
      Exp.Date:
     2008/8/6  - 8/8 at Nagano & Niigata(長野、新潟)  
    (c) 2008 Toshio Someya All rights reserved.  | 
  
  
      | 
  
  
     | 
  
  
  
     |