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東京の昆虫レポート2011
”終焉”
クロスズメバチ、ハラビロカマキリの卵鞘(完結)
掲載:2011/12/28(4画像で構成)
昆虫の動きが途絶えた草むらには、弱々しい冬の陽射しが降り注ぐだけ。
4月から連載して来た昆虫レポートもいよいよクローズする時が来た様です。
12/24に撮影した画像4枚を掲載して終焉とします。
なお全106ページは2012版レポート(計画中)を始める迄継続して掲載する予定です。
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トンボが飛び交い、バッタやイナゴが跳ねた草むらももはやこの状態に・・
生き物の生存を拒絶する厳しい真冬の表情への様変わりです。
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そんな中しぶとく生き続けるものもいるけれど、その種類はごく僅か。
ハチ、アブ、ハエは比較的寒さに強い様ですが、それでも活発な動きは見られません。
サザンカに来たクロスズメバチも、吸蜜よりも休息&日光浴優先と言う感じでした。
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丸裸になった木の枝で多く見られるのが、ハラビロカマキリの卵鞘。
頑丈そうなこのシェルターの中には、誕生を待つ命が息を潜めています。
木の芽が弾けて若葉が開く春はまだずーっと先。冬の眠りは途方もなく深く長い。
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この枝にも一つ。今年の卵鞘は見上げる程の高い位置に産みつけられた物が殆どです。
親カマキリの気象予測では、かなりの積雪ありと見積もった様です。
確かにここに来ての寒さは並大抵ではありません。
この先、厳しい寒さに打ちひしがれる冬にだけはなって欲しくないと思います。

■2011のレポートは完結しますが、デジイマフォト蔵では昆虫に注目し続けます。
季節の表情の速報版「デジイマクイック」等で随時掲載する予定です。

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Digital Camera: PENTAX K-7/PENTAX D-FA 50mm MACRO,
Exp.Date: 2011/12/24 at Tokyo(東京),
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
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