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東京の昆虫レポート2011
”11月は”
オンブバッタ、ヤマトシジミ、コバネイナゴ、キアシナガバチ
撮影・掲載:2011/11/5(6画像で構成)
10月はまだ余裕。でも11月に入ると虫の世界もいよいよ先が見えて来た気がします。
昆虫たちの生存に不可欠な植物の衰えが急速に進み、それに合わせる様に虫達も・・
自然の摂理とは言え、寂しさがつのる時期。今日見た昆虫もかなり枯れていました。
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草の葉が黄褐色に色変わり。その上にちょこんと載っていたのはオンブバッタでした。その体色もご覧の通り枯れ色に変わり始めていました。
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別の葉にいたこれは、更に進んでチョコレート色。完璧に枯れ果てていました。
バッタの季節の最終盤まで活動するバッタですが、そろそろ先が見えて来た感じです。
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セイタカアワダチソウにいたヤマトシジミも惨憺たる状況でした。
ぼろぼろに傷んだ翅、鱗粉の殆どもはげ落ちてしまっています。
この蝶にとっては、この花が枯れてしまう時が命の分かれ目の様に思えます。
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誕生時期の差でしょうか。ヤマトシジミでもこんなに綺麗な翅を持つ個体もいます。
しかし、この先は咲き残った花を求めて、苦労の生活が待っている様な気がします。
今止まっているのは水辺の花ミゾソバ。もう暫くは蜜を供給し続けてくれそうです。
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コバネイナゴの食料は水辺に生えるイネ科の草の葉です。
その葉も勢いを失い、枯れた部分が目立つ様になって来ました。
食べるのは柔らかい緑色の部分。イナゴの食料事情も日増しに悪化して行きそうです。
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今の時期の昆虫観察で注意しなければいけないのが、この手の凶暴なハチです。
秋の遠足の子供たちがスズメバチに襲われた記事もつい最近目にしました。
これはキアシナガバチ。巣を刺激しなければ大丈夫の様ですが、それでも注意肝心。
刺された時の痛さはスズメバチのそれを上回ると言うから恐ろしい。
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Digital Camera: OLYMPUS PEN E-P3/M.ZUIKO D 14-42mm IIR with Macro Converter,
Exp.Date: 2011/11/5 at Tokyo(東京),
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
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