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窓の外からアオマツムシと思われる虫の声が聞こえて来ました。
秋の始まりを強く実感する頃。昆虫の世界も徐々に様変わりが進んでいます。
さて、いつもの観察地で今日目にしたものは・・ |
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ニシキギの実が青く実り始めました・・となれば登場するのがこれ。
黄色いお腹が特徴のキバラヘリカメムシです。
今日は成虫だけでしたが、幼虫もかなりユニークな体形を持っています。
親子入り乱れ、盛大に群れ集まる光景を目にするのも間近と思われます。 |
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色が地味過ぎて今一つぱっとしないけど、良く見れば可愛らしい顔つき。
イチモンジセセリはそんなキャラクターを持つ小形の蝶です。
ここに来て俄然数が増えています。秋咲く花にスタンバイOKと言うことの様です。 |
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セクシーな(?)お尻ショットを一枚・・
・・って、余りいい趣味じゃありませんが、ついレンズを向けたくなってしまいます。
言う迄もなくこれはハラビロカマキリ幼虫の後面図。得意の尻上げポーズですね。 |
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横に廻り込んでみるとこの通り。依然幼虫体形ですが、大きさ的には手応え十分です。
秋の昆虫シーズンに向けて着々と・・成虫への衣替えも間近と思われます。
ところでこのポーズ、思わず ”恨めしやぁ”って言葉が思い浮かんだんですが・・
でも足はしっかり付いてるなぁ。 |
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秋に向けて数を増やす昆虫がいる一方で、次第に数を減らして行く昆虫もあります。
シオカラトンボもその一つ。次世代に生をつなぐ繁殖行動も追い込みに入った様です。
今日もおつながり状態のカップルを数多く目にしました。 |
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こちらは単独のオス。陽射しを受け暖まった岩に、へたり込む様に止まっています。
夏の盛りには見られなかった光景です。体力の衰えを物語っているのかも知れません。
ふと ”夏の終わり”と言う言葉が・・ |